フジテレビ春改編「千鳥の鬼レンチャン」日曜20時台にレギュラー化、かまいたちも出演

フジテレビ2022年4月期改編のラインナップが本日3月7日に発表され、千鳥がMCを務める「千鳥の鬼レンチャン」が日曜20時台にレギュラー放送されることがわかった。

「千鳥の鬼レンチャン」は、4回の特番を経てレギュラー化されるチャレンジバラエティ。挑戦者が課されたお題を“何レンチャン（連続成功）”できるか、千鳥らがスタジオで予想し、それぞれが選んだ合計レンチャン数で勝敗を競う。番組には千鳥と、対決パネラーとしてかまいたちが出演。初回は5月1日（日）の3時間スペシャルだ。

そのほか、内村光良MC「あしたの内村!!」が月曜20時台、指原莉乃といとうあさこMCの「トークィーンズ」が木曜23時台、アンガールズ田中MC「呼び出し先生タナカ」が日曜21時台に既報の通りスタートする。本日リモートで改編記者発表会が実施され、編成部長の中村百合子氏は「『千鳥の鬼レンチャン』は特番がいずれも高視聴率で満を持してのレギュラー化。『呼び出し先生タナカ』のアンガールズ田中さんは、トーク力がかねてより高く評価されている。まだ誰も見ぬ番組で、ざわつきや期待感がある」と説明した。

「千鳥の鬼レンチャン」チーフプロデューサーの武田誠司氏は「番組のメイン企画は『サビだけカラオケ』。レギュラー初回収録で新たなスターが誕生した。千鳥さん、かまいたちさんが、彼らにしかできないやりとりで、これまでにないチャレンジ番組に進化させてくださる」と手応えを明かす。「あしたの内村!!」企画・演出・プロデュースの木月洋介氏は「“没入カメラ”という演出のポイントがあり、没入感のある映像が出せる」、「トークィーンズ」総合演出の冨田直伸氏は「オリジナリティあるトークを展開できれば。ゲストの恥ずかしくてチャーミングな顔を引き出したい」とそれぞれ述べた。

また記者発表会内のコメントVTRに「呼び出し先生タナカ」MCとしてアンガールズ田中が登場。田中は「僕は上京するときにゴールデンで自分の冠番組を持ちたいと思っていて、それが叶った。全精力をここに注ぎ込める」と意気込みを語り、総合演出・日置祐貴氏は「田中さんは『勝手がわからない。とにかく長回しをして面白いところだけ使ってくれ』とおっしゃっていた」と伝えた。

昼の帯番組「ポップUP！」もスタートし、おぎやはぎ、平成ノブシコブシ吉村、3時のヒロイン福田らが出演する。プロデューサーの東園基臣氏は「とにかく旬な情報を出していきたい。皆さんの生活の一部になれるように。出演者陣もやる気満々です」と告げ、コメントVTRでおぎやはぎが「うちの奥さんが『面白かった』って言ったら正解」（矢作）、「うちの妻はUFOが大好きなので、UFOとかそういうのやっとけば……（笑）」（小木）、平成ノブシコブシ吉村が「僕は最先頭にいるガヤだと思っている」と話した。

なお記者との質疑応答では、田中のMC起用について尋ねられた編成部長の中村百合子氏が「MCとしての並々ならぬ熱量を感じている。事前の（特番などの）トライアルをしていなくても戦っていける、と強く自信を持って送り出す」と回答。この改編で終了する番組への質問もあり、ナインティナイン矢部、マツコ・デラックスが出演する「アウト×デラックス」について「総合的に判断して改編を決めた。23時台は枠全体としてスクラップ＆ビルドを繰り返す」、内村光良MC「痛快TV スカッとジャパン」について「特番として不定期で放送していきたい」と説明した。