1970年に吉本新喜劇に入団し、1974年には24歳という若さで座長に就任した寛平。吉本興業から「若手を育ててほしい」とGM就任を打診されたときは「まだ僕が育ってないんやけど……大丈夫ですか?」と不安を口にしたが、妻・光代さんから背中を押されたことで引き受けることにしたという。
寛平が目指すのは「古き良き人情物語が楽しめる新喜劇と最先端の新喜劇のドッキング」。そのために寛平は定期的な会議のほか、新喜劇のチェック、座員たちとのコミュニケーション、若手座員の勉強など精力的に活動していく。会見では「この歳ですから引退を考えていた頃だったんですよ。でも、こうして頼まれて『僕でも必要とされるのか』と考え、がんばってみようかと引き受けました」「必ず大スターを作っていきたいと思っています。がんばります! なんだったら僕のギャグをあげます……『いらん』って言われるかもわからんけど(笑)」と意気込みを述べた。
会見には吉本新喜劇の座長を務める
会見では今後の方針についても話が及び、寛平は「『よしもと漫才劇場』にならい、若手座員が切磋琢磨できる『吉本新喜劇劇場』のような場所を作りたい」「投票で30人の人気座員を選出し、新喜劇を行う『吉本新喜劇まつり(仮)』を2022年10月10日に開催。ベテランから若手まで平等なので、チャンスの少ない座員も好機を掴めるイベントにする」と展望を語った。寛平のもとでさらなる進化を目指す新喜劇に期待しよう。
なお寛平は月に1回のペースで「GM月例会見」を実施。この会見で具体的な方針や新たなプロジェクトを発表していく予定だ。
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辺見@相模原 @japan4206
わま【会見レポート】間寛平が吉本新喜劇のゼまままネラルマネージャー就任、若手座員が切磋琢磨できる場を構想 https://t.co/m35l6G3YC6