オールナイトでやりたい!東京03飯塚×オークラのお笑い談義、ハナコ秋山も夢中
2022年1月22日 17:00
これは東京03を特集した「クイック・ジャパンvol.158」とオークラの「自意識とコメディの日々」(共に太田出版)の発売を記念して実施されたイベント。「自意識とコメディの日々」には東京03との出会いから彼らが「コントライブで食べていく」ようになるまでのストーリーが描かれており、それを補足するようなより深いエピソードはもちろん、オークラが見聞きしてきたシティボーイズやスネークマンショー、ラジカル・ガジベリビンバ・システムなどの逸話を交えたコントシーンの歴史もたっぷりと語られた。
司会を務めたのは、飯塚やオークラとも親交のある
最初にチョイスされたテーマは「ここだけの話」。飯塚は取材で言い足りなかったこと、オークラは著書では削ったエピソードを明かす。オークラがカットしたのは、笑いに対して熱かったからこそ起こった東京03の大げんかについて。また「ヨーソロー事件」と密かに名付けられている、かつて飯塚が角田にブチ切れた際の詳細も語られ、飯塚は当時繰り出したキックを今も衰えないキレで再現してみせた。
序盤から突っ込んだ話になり、「ロケットスタートだね!(笑)」と飯塚。「稽古場」のテーマでは、角田とデニーズに集まり、「今日から始めます」とオークラにLINEをするところからスタートするという単独ライブの制作過程を説明する。オークラが担当しているラストのコントが上がるのは日数ギリギリのことが多いものの、「待てば絶対面白いコントを書いてくるから」とその信頼は厚い。舞台監督をはじめスタッフもできる限りの準備をして台本を待っているといい、オークラは「それがチーム」と誇らしげ。飯塚に「相当力付いたよ、皮肉なことに!(笑)」と返されつつ、「前日に東京03のネタが書けてないプレッシャー、わかる?」と自身の大変さもアピールした。
最後には来場者からの質問コーナーも設けられ、ネタ作り中の心境や今夜選ぶ東京03のベストコント、飯塚は自身が好きな“システム漫才”を書いてみたいと思うか、といった質問に3人は時間の限り回答。次回作の構想を尋ねられたオークラが今考えているというアイデアを明かすと、「それは読みたい!」と秋山もいちお笑いファンとして大きな期待を寄せていた。
予定時間を過ぎてもまだまだ話が尽きない様子の飯塚は「オールナイトでやりたい!」と名残惜しげに降壇。本人たちも存分に楽しんだこのイベントは、1月28日(金)までアーカイブ配信されている。視聴チケットは同日21時までチケットぴあにて販売中。
「Quick Japan」東京03特集 「自意識とコメディの日々」刊行記念トーク「コントで生きる男たちの自意識の折り合いを語る」
アーカイブ配信:2022年1月28日(金)23:59まで。
チケット購入:2022年1月28日(金)21:00まで、チケットぴあにて。
料金:1650円
<出演者>
東京03飯塚 / オークラ / ハナコ秋山
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