坂上二郎が永眠、76歳

本日3月10日午前9時40分、栃木県内の病院にて坂上二郎が亡くなったことを、所属事務所の浅井企画が発表した。1934年4月16日生まれ、76歳だった。

かねてより療養中だった脳梗塞が再発したため。坂上は萩本欽一と「コント55号」を結成し、コメディアンとして国民的な人気を獲得した。

通夜告別式は行われず、近親者のみの家族葬が予定されている。

関根勤のコメント

突然の、知らせに驚いております。
坂上二郎さんには、テレビ番組「カックラキン大放送」で10年間、芸や人生など、お教えいただきました。
私にとってのコント55号は、私自身のアイドルでありお笑いの道を目指すきっかけとなった大きな存在です。そんな憧れの坂上二郎さんとの共演は、夢の様な時間だったと、記憶しております。
ここ最近は、明治座にコント55号の舞台を観に伺った際に、楽屋でお会いするのが楽しみとなっておりました。今年の1月の公演では声だけの出演でしたので、大変寂しく感じました。また、お会いできる時を楽しみにしておりましたが、それが叶う事がないと思うと誠に残念であります。
坂上二郎さん、今までどうもありがとうございました。
ご冥福を、お祈りいたします。
2011年3月10日
関根勤

小堺一機のコメント

又、昭和の芸能界の偉大な先輩にお別れしなければなりません。
本当に本当に、残念です。淋しいです。少年期には、おなかが痛くなるほど笑わせてもらい、この世界に入ってからは間近で勉強させていただきました。
でも、僕らは悲しんでばかりはいられません。先輩に教えていただいたことを大切に頑張らねばなりません。
坂上さん、ありがとうございました。これからは、頑張る後輩たちを見守ってください。
本当にお疲れ様でした！
2011年3月10日
小堺一機

※記事初出時より、関根勤氏、小堺一機氏のコメントを追記しました。