立川吉笑が「渋谷らくご」おもしろい二つ目賞&創作大賞を史上初同時受賞

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立川吉笑が、東京・ユーロライブが開催する「渋谷らくご大賞 おもしろい二つ目賞」「渋谷らくご創作大賞」を同時受賞した。

立川吉笑

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12月15日に行われた授賞式の様子。

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ユーロライブの「渋谷らくご」では毎年、この1年でもっとも目覚ましい活躍を遂げた二つ目に贈る「渋谷らくご大賞 おもしろい二つ目賞」、隔月で定期開催している「林家彦いちプレゼンツ 創作らくごネタおろし会 しゃべっちゃいなよ」で披露された中から年間の最優秀作品を選出する「渋谷らくご創作大賞」を発表。同年で二冠を達成するのは史上初のことで、吉笑は1月19日(水)に実施される定期公演「渋谷らくご」のトリを務める。

サンキュータツオから賞状を渡される立川吉笑(右)。

サンキュータツオから賞状を渡される立川吉笑(右)。[拡大]

立川吉笑は2010年11月、立川談笑に入門した一番弟子。1年5カ月で二つ目に昇進した。昨日12月15日に行われた授賞式にて吉笑は「以前どこかで『理屈っぽいで賞』をもらったのみで、落語での受賞は今回が初。コロナはさらに自分の表現を見つめ直すきっかけにもなった」と今回の受賞についてコメント。「昨年は(『しゃべっちゃいなよ』に)本気で取り組み、自分の中でもよい作品ができたと自負していたが優勝できずにとても悔しかった。今までは自分は二ツ目の昇進も早かったため、先輩方に挑む環境が続き、負け癖がついていた気がする。今回気が付けば後輩ばかりの中で優勝した」と振り返り、「来年からは、全新作落語家の中で一番面白いと思ってもらえる落語を作っていきたい」と意気込んだ。

「渋谷らくご」キュレーターのサンキュータツオは「三題噺でトリまで取って会場を沸かせた。この才能に賞が与えられないのは業界全体の欠陥かも。来年には吉笑さんに大きな会を任せたい」と賞賛の言葉を贈っている。「渋谷らくご創作大賞」のエントリー作品は下記の通り。

「渋谷らくご創作大賞」エントリー作品

柳亭信楽「出生の秘密」
春風一刀「存在感」
立川談洲「そのおんな」
立川笑二「お義父さん」
立川吉笑「床女坊」
三遊亭青森「ミュージックスクール」

「渋谷らくご」2022年1月公演

日程:2022年1月14日(金)~1月19日(水)

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