パックンマックンが単独ライブを行うのは実に15年ぶりのこと。「なんで(単独ライブを)やらなかった?」と尋ねるパックンに、マックンが「それはお前1人で仕事いっぱいしてるからだろ!」と返すなど、2人は会見冒頭から“格差コンビ”ネタで報道陣の笑いを誘う。パックンは「僕の世間のイメージはタレントとかコメンテーター。マックンのイメージは亡くなってるか塀の中」と大胆なボケを放ち、マックンは自分たちに関する記事が出ると毎回「マックンってまだ生きてたんだ」というコメントが付くのだと悔しがりながらも「(今回の記事が載ることで)また(漫才の)ネタが増えます(笑)」と笑顔を見せた。
公演ではコントと漫才の新ネタを披露し、後半はトークを予定。近年、コンビとしてのメディア露出は少ないが、毎年さまざまな講演を行い漫才師らしい掛け合いは健在だ。パックンは「どの会場に行ってもウケて帰るという自信がある。『パックンマックン面白いじゃん!』って再認識してもらえたらうれしい」と意気込みを語りつつ、「お客さんもきっと『テレビでおなじみのパックン!』ってなると思う」とも。「俺は?」というマックンを確認すると、「めったに見られないマックンが見られる! 希少価値が高いんですよ!」と再び“格差”を強調してみせ会見場を盛り上げた。
結成当時では珍しかった、日本人とアメリカ人の国際コンビ。25年間の印象深い出来事を尋ねると、パックンは「価値観の違いでコンビ組み立てのときはよく衝突した。日本のツッコミの文化を知らなくて、舞台上で面白いことを言ってウケているのに叩かれるのが理解できなかった」と話す。これを受けてマックンは結成当初を回想し、「ホコ天ライブに出たときに、パックンが僕のツッコミの回数を数えていて。終わったら『16回殴らせろ』と。それで本当にケンカになったけど、それから叩くという手段をやめて、パックンマックンならではのスタイルができあがった」としみじみ。ハリウッドとラスベガス公演を開催し、英語で漫才をした経験もなかなかできることではないと振り返ると、パックンは「(印象深い出来事は)僕が電話で謝って今のスタイルが確立できたことと、僕の力で海外公演に連れていったことね」とすべて自分の手柄に。単独ライブ当日も、サービス精神たっぷりの彼らがネタにトークに、楽しい時間を提供してくれそうだ。
チケットはBSフジチケット、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、CNプレイガイドで販売中。
FORUM8 presents 二刀流でメジャー25周年!パックンマックン ワールドツアー!
日時:2022年3月19日(土)15:15開場 16:00開演
会場:東京・山野ホール
料金:全席指定4000円
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「みなくあさん*」@この春もご安全に @minakuagt2
【会見レポート】25周年パックンマックンが15年ぶり単独ライブ、「希少価値高い」マックンの存在アピール https://t.co/hyJhBmOSef
2人で出てたのって確かTBSでやっていたジャストの夕刊回し読みのコーナーしかなかったような(これも定かでもない)