「
先月10月の「キングオブコント2021」優勝を多くのリスナーに直接報告する機会となった今回の「大踊り場」。オープニングで水川かたまりはステージに登場するなりシャウトしながら躍動し続け、鈴木もぐらはそんなかたまりを「ロックンローラーみたい」と形容する。続けてかたまりは2年前に行われた「大踊り場」と同様に客席へのウエーブを発生させたり、「キングオブコント」の優勝トロフィーを舞台袖から持参したりして歓喜に満ちた様子を見せた。
無告知だった飯塚の出現には会場内が大きな拍手に包まれる。「キングオブコント2021」決勝で審査員を務めた飯塚は、実際に目の前で「前のめりで見た」という2人の決勝ネタや、前回の単独ライブ「anna」をひたすら絶賛。その後、かたまりから「上がったハードルの乗り越え方は?」「ツアーを周るときに心がけていることは?」といった質問が寄せられ、飯塚は真摯なアドバイスを2人に送り続ける。一方、空気階段のイメージとも重なるようなかつての芸人としての生き方をもぐらに追求された飯塚が「ごめん!」と反省を口にしながら当時を振り返る場面もあった。
なお飯塚を迎えたトークの終盤、かたまりから「岡野さんのことをどうお考えですか?」との問いがあり、飯塚が事務所の後輩・岡野を評しているところに岡野本人も合流。新ネタを作るペースが必ずしも早くない岡野に関して、飯塚は「ネタがめちゃくちゃ面白い。岡野は何をしても許される。できなければ土下座すればいい(笑)」と寄り添い、ピン芸人としては一度も実施していない単独ライブ開催へ向けて後押しする。以前からも飯塚と岡野の間で話はしていたとのこと。「いいきっかけです。もう、やるしかない状況。飯塚さんの前ではウソが付けない」という岡野の単独ライブが、来年2022年の“暑い時期”の実現に向けて動き出したようだ。
そのほかイベント中には空気階段と岡野による合同コント、おなじみのネタコーナー「サラリーマンじゃない人の川柳」などが展開された。番組本の制作も発表された「空気階段の踊り場」にまつわる動向に引き続き注目しよう。この「空気階段の大踊り場」は生配信されており、アーカイブ配信は11月29日(月)まで。チケットは同日21:00まで販売中。
関連記事
イクオ @ikumi
もうお笑いナタリーとかライブリポート(https://t.co/ORhG8KhYZm )でバラされてるけど岡野陽一に単独ライブさせるために会場を押さえた話など シークレットゲストの飯塚さん行動力が化身を垣間見れる話も良かった。ある意味03の原動力みたいな部分なので。