来月12月に放送されるドラマ「
脚本・演出を福田雄一が務めるこのドラマは志村けんの半生を描くもので、志村役を
当時の実際のメンバーのように、撮影中は濃密な時間を一緒に過ごし、毎週行われていたネタ会議のシーンや体当たりでのコントシーンに挑んだ5人。果たしてどのようなザ・ドリフターズが出来上がるのか。
出演者 コメント
遠藤憲一(いかりや長介役)
小学校時代、ザ・ドリフターズは見ていたのですが、まさか自分がいかりや長介さんを演じるとは予想もしていなかったので、びっくりしました。強面というところと年齢的なところが起用理由でしょうか。当時、ご本人たちがアドリブでやっていたことを台本に起こして、それを自分たちが演じることはなかなかない難しい経験でした。いい意味でナンセンスなものを作るのが上手な福田監督が、この作品をどのように仕上げていくのか? 自分もできあがりが楽しみなので、視聴者の皆さんと一緒に、今から放送を楽しみにしています。
勝地涼(加藤茶役)
今回のお話をいただいたときは、とにかくテンションが上がりました。(実際の放送は)自分の世代とはちょっと違うんですが、再放送やスペシャルを観て育ったので。「加トちゃん」という呼び方も、みんなに親しまれている呼び方ですし、僕自身、加藤さんが大好きなので、是非やりたいと思いました。撮影中は、山田君となるべく一緒に過ごすようにして、その時間を大事にしようと心がけました。いかりやさんのセリフに「来週もまた、一生懸命頑張ります!」とありますが、その精神で僕たちもこのドラマに挑んだので、そこが伝わるといいなと思います。
加治将樹(高木ブー役)
お話をいただいたときは、「是非やりたい! しかも福田組なの?」という驚きとうれしさで、大イベントに参加できるような感覚でした。高木さんはのんびりしているようなイメージがあるんですけれど、キレがあってリズム感がいい方なので、演じるに当たってそこは意識しました。「ドリフ大爆笑」のオープニングシーンは、一視聴者として子供の頃から見ていたので、収録のときは、そこに立つことができた幸福感と興奮で、夢の様な時間でした。撮影が終わったときには「役者をやっていてよかった」と本当に思うことができた作品です。
松本岳(仲本工事役)
皆さんが知っていて今もご活躍されている国民的スターの仲本工事さんを、僕みたいな未熟者が演じるというのは恐縮な限りだと思っています。今回、事務所の大先輩である志村けんさんとザ・ドリフターズの皆さんの作品に携わることができ、本当に光栄な一方で、当初は不安を通り越して恐怖感がありました。そんな中、ドリフメンバーの皆さんにご報告に伺った際に「ドリフはドリフにしかできないんだから、君なりの仲本工事をやり切ってください」という仲本さんからの激励や、加藤茶さんからの「(仲本さんは)のんびり屋に見えてちょっと格好つけてるところあるからな(笑)」というアドバイスを胸に演じさせていただきました。楽しんで観ていただけるとうれしいです。
編成・安永英樹 (フジテレビ編成部)コメント
遠藤憲一さんの立ち居振る舞い、強面だけどどこか憎めないその顔つき。いかりや長介さんを演じていただくには遠藤さんしかいないと思い、お願いしました。実際の撮影現場でも、在りし日のいかりやさんの姿に重なって見えることが何度かありました。加藤さんの軽妙なセリフ回しと、フットワークの軽さ、そして時折見せる芯のある表情。その役を演じるのには幅広い演技力が問われるのですが、いろいろな役を常に器用にこなされる勝地涼さんでしたらと思いました。高木ブーさんは、不思議な雰囲気と魅力を持つ方ですが、個性的なお芝居を得意とする加治将樹さんならと、そして、仲本工事さんのマイぺースなところを松本岳さんならしっかりと表現してくださるだろうと思い、それぞれお願いしました。皆さんが演じるドリフメンバーが繰り広げる抱腹絶倒のやり取りとコントを楽しみにしていただければと思います。
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“いかりや長介を遠藤憲一、加藤茶を勝地涼、高木ブーを加治将樹、仲本工事を松本岳が演じる”/いかりや長介は遠藤憲一、加藤茶は勝地涼、ザ・ドリフターズを演じる俳優陣発表 - お笑いナタリー https://t.co/mXSFQlNqcl