「あらびき団ではありません」FUJIWARA新たなネタ番組に期待

昨日2月14日、FUJIAWRAが司会を務めるネタ番組「ニコニコ笑いの劇場～ネタホール～」がニコニコ生放送にて放送された。

この番組では、正当派漫才からコント、“キワモノ”的な出し物まで、さまざまなタイプの芸人が生放送でネタを披露。番組の最後には、全出演者の中で一番面白かった芸人を、生放送を視聴しているユーザーが投票で決定する。

FUJIWARAは「ネタホール」といわれる笑いの劇場の「支配人」という設定で、芸人がネタを披露しているスタジオを別室のモニターから覗く役割。MCとニコ生ユーザーでともにネタを楽しもう、という1時間番組だ。

冒頭、原西は「藤本が結婚パーティを予定しているので、呼ばれるかもしれないですよ」とコメント。思わぬチャンスに、別室の芸人たちも大いに盛り上がった。この日登場したのは、satomi、カゲヤマ、ガシャァン、少年感覚、少年少女、ゆったり感、牧野ステテコ、ギンナナの8組。それぞれがネタを披露し、直後のトークでは、藤本と原西がネタの気になる部分をツッコんだり、アンケートをもとに質問するなど賑やかなやりとりを繰り広げた。　

投票の結果、一番面白かった芸人に選ばれたのは、全体の30％の票を獲得したゆったり感。ゆったり感には特典として、次回の同番組に出演する権利が与えられた。原西はこの日強烈なインパクトを残した女性ピン芸人・牧野ステテコを挙げ「次回、牧野とトリオで出ろ」とムチャぶり。ゆったり感は「次回出られなくていいので、断ってもいいですか」と複雑な表情を浮かべた。最後は藤本の「お笑いっていいよね！」というコメントで番組終了。無事に記念すべき第1回目の生放送の幕が閉じた。

放送後のインタビューでは「どんどん地上波ではネタ番組がなくなってるんで、ネタを見られる貴重な番組ができて楽しかったです。もうお客さんとして楽しみました」（藤本）、「特に地上波ではできないようなことをやってくる芸人さんも多いと思うので、僕はそういうキワモノ大好きですから、楽しみです」とそれぞれ手応えを感じた様子。しかし藤本が「あの、1つ間違ってもらいたくないのが、その～、『あらびき団』のパクりではないということ。そこだけはわかってほしいですね」と念押しし、原西も「線引きをしっかりね」と、強調した。

今回の放送は、ニコニコ動画のプレミアム会員であれば7日後まで視聴が可能。今後隔週月曜のレギュラー番組として放送されていく予定となっているので、ぜひ書き込みや投票などで参加しながら楽しもう。