書籍「
9月15日に発売されたこの書籍は、すゑひろがりずが身近な設定における50の和風会話術を伝授するもの。監修を予備校講師で構成作家の東大マン、装画と挿絵をイラストレーターの化猫マサミが担当している。イベント内で南條は「6月に双子が生まれて、子供が泣いてる横で打ち合わせをむちゃくちゃZoomでしました。大変やったなという思い出があります」と出版までの裏話を明かしたほか、「やりとりが面白くならないといけないのでネタを作るよりも難しかった。かなり魂はこもっています」と話す。古文の勉強にも役立ちそうな内容について三島は「参考書です!」と断言し、南條は「かわいいイラストも付いています。勉強の入り口になれば」と推薦した。
イベント内では、本書に掲載されている「飲み会」「デートの誘い」といったシチュエーションでの和風会話術を2人が実演。南條は「コントのセリフに古典が入っている。僕らも正直これをやりながら勉強になった」と語り、キクチも「こんなに勉強の要素が入ってるとは思わなかった」と感嘆してみせる。また三島は「マラソン大会」の項目をお気に入りと紹介して「イラストの芸が細かい。ザビエルがいるんです」とうれしそうに説明した。
本書の中の「息抜き」だという和風変換クイズ「がりず検定」も収録されており、三島が配信中にそのページから1問出題するくだりも。イベント終盤、南條は「勉強の塩梅と面白の塩梅がちょうどよくなっています。大学受験に活用して、もし大学に受かったら合格発表のときに拡散してほしい」とPRし、これを受けて三島は「落ちても補償はしません(笑)」とフォローした。このイベントのアーカイブは来週9月23日(木・祝)までの公開が予定されている。
イベント後にはオンラインで記者取材会が行われた。コンビとしての単著はカレンダーなどを除くとこれが初めて。南條は「本屋さんに自分たちの名前が載った書籍が並ぶのは光栄です。何千年後かに『万葉集』みたいに歴史書として発見されたらうれしい」と喜びを明かす。お気に入りのページを尋ねられると、南條は「おねだり」のページを開いてみせて「三島が子供として描かれているイラストがかわいい」と解説。流行語になりそうなイチオシの単語を聞かれた際には、三島は「『いみじ』です。『卍』がありなら、いみじもありなんじゃないか。バンバン言っていきたい」と宣言し、南條は「三島のいみじを後押しします」と付け加えた。
書籍「すゑひろがりずの をかしな和風会話」収録内容
学校で使える和風会話
ビジネスで使える和風会話
プライベートで使える和風会話
LINEで使える和風会話
年中行事で使える和風会話
シチュエーション別「がりず検定」
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