昨日2月3日、東京・中野サンプラザホールで行われた大喜利カードバトル「言語遊戯王8」にて、ももいろクローバーとユーモア軍団によるスペシャルマッチが行われた。
ももいろクローバーは、高城れに、百田夏菜子、有安杏果、早見あかり、玉井詩織、佐々木彩夏の6人、ユーモア軍団は、
アイドル好きのMC
対するユーモア軍団は、ももクロと違ってコスチュームに統一感のない平均年齢35.3歳の男性芸人たち。この日も自らをベジータだと言い張るR藤本は「裏言語遊戯界から最強の戦士を集めてきた」と豪語するが、山里から「いつもの仲良し5人組ですよね」とすぐにバラされてしまった。「ラバーガールのバーターだ!」と宣言した鬼ヶ島・野田は、パワー担当と言いつつすぐに空回り。おにぎりキャラのライス田所、キャラがよくわからないライス関町、電源の入っていないPCでボケるせきしろなど、登場早々舞台は大混乱に陥った。さら金髪のカツラをかぶりバラを持った木村が「私は裏言語遊戯界ラヴィアンローズ大会優勝者、ジュピター木村だ」と言い出し、事態は悪化。「4流大学の演劇部だ」と山里もサジを投げた。
試合は6ポイント先取で、先制点を獲ったのはユーモア軍団。芸人らしいところを見せたかと思いきや、キャラを模索しながら試合を進めて次々にスベっている間に、ももクロが追いつき、ついに逆転した。その後もカードの出し方を巡って軍団が迷走。「チェリーブロッサムユーモア」という必殺技を繰り出し玉砕した木村が、「またお会いしましょう」と去ろうとする場面も。山里も堪え切れずに「ももクロちゃんは忙しい中来てくれてるんだよ!」と怒り、なぜか竜を呼び出そうとしてウケなかった関町にはタイキックをお見舞いした。
順調に点数を重ねたももクロは、自由に言葉を書き込むことができるホワイトカードをゲット。アイドルにはハードルが高いかと思いきや、ユーモア軍団をいじって見事にポイントを獲得した。その後、ユーモア軍団にもホワイトカードのチャンスが訪れ、会場全体のリクエストで木村が書き込むことに。渾身の下の句は一瞬の静寂しか呼ばず、木村は「お前らも一度ここへ来てスベッてみろ!!」と観客に八つ当たりした。
結果は6対2と、ももクロの圧勝。ももクロのメンバーたちは「難しかったけど、(相手が)意外と弱かったです」「楽屋で見てたよりもできました」「(相手が)最初出てきたとき、キャラが濃くてこれは強いんじゃないかと思った」と思い思いに感想を語った。一方のユーモア軍団は、会場からの「帰れコール」で退散。言語遊戯王に斬新な1ページを刻んで去っていった。
これまで言語遊戯王を観てきた人にも初めて観た人にも強烈な印象を残したこのユーモア軍団。果たしてお笑いファンの前に再び姿を現すことはあるのだろうか。もう二度と見ることができない可能性もあるので、頭から離れない人はぜひ彼らの伝説をぜひ語り継いで欲しい。
関連記事
南海キャンディーズのほかの記事
リンク
- SLUSH-PILE.
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
山里 亮太 @YAMA414
4周年おめでとうございます!
そして、懐かしいです…RT @sekishiro: ユーモア軍団4周年興行をやるのを忘れていた!
ちなみに初舞台はももクロと。
http://t.co/umkUHklPp2