昨日8月4日、東京・座・高円寺2で開催された「ノーセンスユニークボケ王決定戦」で、
「ノーセンスユニークボケ王決定戦」は「おしゃれな笑いができない」「ボケたいときにひたすらボケる」という芸人たちが集い、自らのノーセンスぶりを競う大会。初めて座・高円寺2で実施された今回は
初出演のガリットチュウ福島は女装姿で現れ、「私、公衆便所に書いてある電話番号にかけたら来た人です」と挨拶。また永野とザコシは“コロナ禍一番の最強コンテンツ”としてYouTube番組「Win Win Wiiin」のオープニングのモノマネを披露し、ザコシはさらに「Lose Lose Lose」「チン棒 チン棒 チン棒」「野糞 野糞 野糞」といった架空の番組のタイトルコールをしていた。
ネタ番組「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)をノーセンスに再現するコーナー「ノーセンス爆笑レッドカーペット」では、みなみかわが「スタッフたちがレッドカーペットを手動で動かしてくれる」と説明するが、一同から「そんなことさせるな! かわいそうだろ!」「お前が引っ張れよ!」「謝罪会見しろ!」と容赦ない野次が。結果的に彼はレッドカーペットを引っ張る係にされ、いざカーペットを動かそうとすると篠宮と綱引き状態になってしまい転倒。全員からボコボコにされた上、レッドカーペットで股間を潰されそうになってしまった。なお、かねきよはどさくさに紛れてレッドカーペットをマフラーのように首に巻きつけて「ペ・ヨンジュンです!」とノーセンスぶりをアピールしている。
その後、一同は「みなみかわをステージ中央に立たせ、後ろのスクリーンに『満点大笑い』のロゴをただただ映す」という遊びに大ハマり。「ステージを暗くしよう」「5回連続で『満点大笑い』を出してみよう」「ロゴが出るときの効果音をモスキート音くらい小さくしよう」と次々にアイデアを提案・実践していく。「ワークショップ」と称した実行と改善のサイクルが延々と繰り返される中、特に一同をうっとりさせたのは「暗闇に立つみなみかわの後ろで、『満点大笑い』のロゴが5回連続で爆音と共に表示される」というもの。みなみかわは「精神がおかしくなる」と疲弊していたが、一同からは「こんなにきれいな色だったんだ」「花火みたいだった」と絶賛され、ジョニ男に至っては「インポが治りました」と報告していた。
次のコーナーは、みなみかわをノーセンスに論破する「ノーセンスひろゆき」。まずはみなみかわと篠宮で義務教育の是非を語り合うことになったが、篠宮は「私はそうは思いません」「理由はありません」を繰り返すばかりで話が噛み合わないまま議論が終了。続いて、みなみかわとそれ以外の全員で選挙について討論するが、みなみかわは一言発するだけで相手から「何を言ってるんだ!」「もっと声を出せ!」「スケベな顔しやがって!」「スケベと論じたくねえんだよ!」と集中攻撃を受けてしまい、すっかり戦意を喪失してしまった。
90分にわたるボケ合戦を経ての結果発表でも一同はボケ放題。サンシャイン池崎の「8ビートたけし」、ちゅうえいの「揉め揉めネッシー2匹」、くぼたの「靴幽霊」、福島の「シンナーください」、ジョニ男の「夏は麺つゆに金玉ちゃぽん」、ザコシの「夏は溶岩に金玉ちゃぽん」などノーセンスなギャグの応酬となった。3度目の優勝を果たしたザコシは「『溶岩に金玉ちゃぽん』が効いたかな」と勝因を分析。最後は篠宮が「城本クリニック後片付け!」と叫びながらレッドカーペットにくるまって床を転げ回り、ライブが終了した。
今回の「ノーセンスユニークボケ王決定戦」では、ほかにも「ノーセンスバズりツイート」「ノーセンスハンマカンマ」といった企画が展開された。ライブの模様はチケット購入者を対象に8月12日(木)10時までアーカイブ配信されている。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
【ライブレポート】ザコシが「ノーセンス」優勝、暗闇に浮かぶ「満点大笑い」に一同うっとり(写真40枚)
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