MCにさっそくコントを求められ、もう中は「高いところからになっちゃうんですけど」と恐縮つつ、2人と共に「コント、ザ・スーサイド・スクワッド!」とタイトルをコール。街中に現れた恐竜を退治するという設定で、こがけんがありそうでない歌、小田が大声で言うほどではない50音で攻撃を試みるも、あえなく失敗してしまう。そうこうしているうちに、もう中が恐竜の弱点を入手。もう中の「にくほねゲーム」の要領で「肉」と「骨」をリズムよく言っていけば倒せるということだったが、「小気味よく」を「小刻みよく」と言い間違えたもう中はうっかり「みじん切りのように……」と口を滑らせる。「みじん切り?」と2人をキョトンとさせてしまったため、「昨日『きょうの料理』を見たからつい出てしまった。すみません。あ、昨日じゃないわ、金曜日に『きょうの料理』を見たから」と土日はNHK「きょうの料理」の放送がないことも強調しながら言い訳してみせた。
にくほねゲーム中は、やはり無心になってしまうもう中。40秒ほどにわたったこの時間に耐えかねた小田は「どえらい空気なってんねん!」と強制終了させ、「お前ようやるなあ! 『15秒くらいにしときます』言うてたやん!(笑)」ともう中の強心臓に驚きを隠せない。こがけんも「もともと全体で3分の予定だからね?」と呆れ顔だが、もう中は「一生やるつもりでした」と意に介さず、「今サーモグラフィーで皆さんを見させていただいてるんですけど、真っ赤です」と来場者の興奮を感じた様子で、「いいネター」と満足げな表情を見せた。
イベントでは、東京・新宿住友ビルの三角広場にて本日より展示される巨大怪獣のオブジェの「お披露”目”イベント」として3人による除幕式を実施。どうやってこの巨大怪獣を倒すか、という大喜利が繰り広げられた場面でも、もう中は「早朝樹液」などと独特の回答を連発した。映画の感想を問われると、「あはは、おほほの連続。僕はお笑い芸人を20年間目指しているのでいろんなお笑いを見てきたけど、その中でもニュージャンルというか。こういう形であはは、おほほって言ってしまうことってあるんだ。心拍数はドキドキドキドキしているし、目から涙が出ているんですけど笑っているみたいな」と熱弁。お気に入りシーンについては、極度にネタバレを気にしながら「あれがこうなっちゃって、うそ、ええ!? そこにいる人たち大丈夫?っていうくらいになっちゃうんですけど、大丈夫になるかと思ったらあーやっぱり! そうだなあ……ってところが」と話し、小田に「何!?」とツッコミを入れられていた。
映画は8月13日(金)に全国公開される。6月に行われた同作のキックオフイベント出演時には試写を見せてもらえず、予告編や特報を自身いわく「536回」観たというこがけんは、ついに本編を鑑賞し「ジェームズ・ガンは期待に応えました!」とうれしそうにコメント。ジェームズ・ガン監督に「手を抜いてほしくない」と思っていた、囚人たちが次第に協力関係になっていくさまが見事だったと述べ、「キャラクターそれぞれに(監督の)リスペクトがあったのがうれしかった」と力説した。小田は試写を1人きりで観たそうで、「本当に『ああ!!』とか叫びながら観ました」と回想。ハーレイ・クインがお気に入りキャラで「『本能』のときの椎名林檎さんみたいな。カッコよくて美しく、強い。それも野蛮じゃない」とその気高さに圧倒されたと話していた。
なお、同作はR15+指定作品。もう中は「学校に乱れると書いて、学ラン」という学生服を着用しており、そのこともしっかりアピールした。巨大怪獣の展示イベントは8月9日(月・振休)まで、同所にて。
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