昨日1月19日、品川・よしもとプリンスシアターにて、
鶴笑は「笑いで世界を救いたい」という思いから、2006年にNPO法人「国境なき芸能団」を自ら設立。国内外で精力的にライブ活動や物資提供などを続けてきた。昨年2010年末は内戦の続くイラク共和国に赴き、スレイマニアのカラア避難民キャンプとハラブジャの小学校にて公演を開催。昨日はこの時の様子を伝えるための無料報告会ライブを行った。
報告会には鶴笑のほか、NGO「イラクの子どもを救う会」の西谷文和代表、手品師の阪野登、マンガ家の高宮信一が出席。現地での様子を撮影したVTRを紹介したあと、詳しい説明やエピソードトークを展開した。
鶴笑は「子どもたちのエネルギーがすごい。でもすごく笑ってくれた。笑いは安心できる状況じゃないと生まれないので、これがきっかけになって元気になって欲しい」とコメント。阪野が「みんなすごく期待の目で見ていたので、僕らも負けないように芸をしなければと思った」と語ると、「生で芸を見たことがないから、ちょっとひねった芸をするとウケない。日本はみんな笑いの基本を知ってるからいいけど、向こうでは笑いの基本をしっかりしないとダメだと勉強になった」と、イラクでの体験を振り返った。
会見では「彼らはテレビを見てはいるが、生で舞台を見る機会がない。今回の訪問を通じて少しでも心が豊かになれば」とコメント。報告会は次回大阪での開催、その後全国をまわる予定となっている。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
演芸で子どもたちを笑顔に、鶴笑らがイラクでの活動報告 http://natalie.mu/owarai/news/43675