本日7月11日に「カーネクスト presents 第42回ABCお笑いグランプリ」で
決勝各ブロックを勝ち上がった蛙亭、カベポスターとのファイナルステージを制して王者となり、賞金100万円とABCラジオの冠特番を獲得したオズワルド。昨年2020年の「第41回ABCお笑いグランプリ」で準優勝だったことから、オズワルド畠中は「来年は絶対優勝しようと2人で言ってたんで、それが現実になってうれしいかぎりですね」と喜ぶ。オズワルド伊藤は「普段一緒にライブに出てる同世代だけの大会は『ABCお笑いグランプリ』しかないので、めちゃくちゃ感慨深いものがありますね。いろんなことを思い出しちゃいました。空気階段やコットンは東京NSCの同期なので、10年経って賞レースの決勝で一緒に戦ってるというのが不思議な気持ちというか、うれしかったです」と話す。また伊藤は蛙亭イワクラら芸人4人で同居生活を送っており、「蛙亭と戦うのも、とても不思議な感じで。今、住んでる家の内見のときに初めて顔を見たくらいで、芸人としてよりも“家の顔”のほうを見てる、というか。戦うとなると厄介な相手」と心境を明かした。
昨年の「M-1グランプリ2020」も含めて、この1年間のことを伊藤は「正直むちゃくちゃ悩みました。オール巨人師匠と松本人志さんの(M-1審査時の対照的な)意見はどちらもありがたかったので、どうしたらいいのかと。ものすごくふわふわした時期がありましたね。ただ、どちらに転ぶにしても無理のないように、自分じゃないようなツッコミはしないでおこうと。あくまでもナチュラルに」と述べる。畠中は「今までデカい声でツッコんでたのが、弱めにツッコむことでウケなくなったり……。そこの調整をするのがすごく難しくて。でも、アドバイスを生かしつつ、自分らの中で生かせればいいですね」と語る。このたび優勝を決めたネタについて伊藤は「最終予選のネタで通りはしたんですが、このままの状態でいってもファイナルステージまで通りはしないだろう、と二転三転して。1本目のネタは毎日ライブのたびに変えまくって、今日にたどり着いた感じですね」と話し、1本目のネタを審査員全員が1位に評価したことを「めちゃくちゃ気持ちよかったですけど、そのぶん、2本目のネタはプレッシャーがありました。ただ、1本目で1位を獲れたので、2人の中でこれはいけるかもと確信になりました」と語った。
賞金100万円の使い道について、妹の女優・伊藤沙莉に何かプレゼントをするかと記者に尋ねられた伊藤は「あいつはもう全部、自分で買えますから。一緒に住んでるときに、手をかざしたら自動で出るハンドソープが洗面台のところに置いてあって。こいつ、もう欲しいものなくなったんじゃないか、買い切ったんじゃないかと。実家の母ちゃんたちとか皆でおいしいもん食べられたらいいですね」と話したほか、「あのとき沙莉の支えがなかったら、しんどかったところがありますね。あの頃に比べたら、少しだけお兄ちゃんに戻れてきてるとは思います」と妹と同居していた極貧時代を振り返る。畠中は「50万円でハイエースを買いたい。それに乗って幕張の劇場にみんなで行きたいです」とにっこり。伊藤は「ヨシモト∞ドームの喫煙所が、芸人が汚すからという理由でなくなって。新しく喫煙所を50万円で作らせてもらっていいですかって支配人に報告したら、取り付けとかで300万円くらいかかるんだそうです。話にならないので今、賞金の使い道はすごく考えてます。正直、こういうご時世じゃなかったら、一撃で飲みに行こうと思ってたんですけど、信じられない叩かれ方をするだろうな(笑)」と笑顔で締めくくった。
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