「芸人リモートーク」は「オールザッツ漫才」といったお笑い番組の演出を多数担当してきたMBSのテレビディレクター・山内健太郎氏と放送作家の小林仁氏が、若手芸人にリモートでインタビューする番組。小田を迎えるのは新型コロナウイルス禍により芸人たちの活動が制限されていた昨年5月以来1年ぶりのことで、「M-1グランプリ2020」を境に激変したこの頃の小田の仕事環境について2人が聞いた。
1本目は、山内氏が和牛に密着した今年3月放送の「情熱大陸」の撮影中、近くの楽屋にいた小田の「うおーい!」という叫び声でカメラが2度止まったという裏話から。楽屋でイジられることはブレイク前も後も変わらず多いが、自分自身が変化したことはほとんどなく、「歳を取ることが必要だった」と芸風と年齢、風貌が噛み合ってきたことが世間にフィットし始めた要因だと小田は分析する。
2本目の主なテーマは「想像通り」だったというテレビの世界や、ディレクターの指示通りに動くことに躊躇がない自身のスタンスについて。小田は「テレビでは通用しないから」と、笑ってもらいやすいホームの劇場で仲間とのノリを作るより1人でどう戦えるかばかり考えてきた。スーパーサブとして参加した先日の「IPPONグランプリ」(フジテレビ系)を振り返る場面でも、「大喜利は僕0点です。世に出るために捨てた」「勝てないところは早々に諦めた」とテレビに出る術を常に模索していたと語る。
3本目ではピン芸人として、そしておいでやすこがとしての今後に言及。「売れること」を考え続け、見事実現させた小田の信条が垣間見えるトークに耳を傾けてみては。
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みみたん @mimitane
今日の #金スマ 見てても思ったけど、自分の腕一本で食べていこうとしている人間の端くれとしてまじでリスペクトしかないのよおいでやす小田さんには… https://t.co/bZUJR7YAqm