演技未経験の九条は会ったことのないクラスメイトの姉に恋をしてしまう高校生・伴くん役で齊藤の監督パートに参加。監督直々にバリカンを入れられ、坊主頭で熱演した。
イベントでは、「もともと大橋先生の『シティライツ』という作品が大好きで。(今作の)原作も読んでいたので、その作品の好きな話に参加できるということで、人生で一度も坊主にしたことなかったんですが『全然髪もいらないです』と、やらせていただいた」とその覚悟を明かす。もちろん抵抗感もあったが、「衣装合わせのときに工監督がいきなりバリカンでいくぞ!と。(頭の)真ん中からぐいーといったので、『ああ、これもうやられるわ』って思ったんですが、いざ鏡を見たら、伴がそこにいるというか。まさか自分がここまで作品に忠実になれるとは思わなくて、さすが工監督!と思いました」とすぐに受け入れたそう。そんな九条の素直さに齊藤が「自分で『伴がそこにいる』って言えるのすごいな」と笑うと、九条は「言わせてくださいよ(笑)」と照れていた。
「ゾッキ」は4月2日(金)に全国で公開。大橋の出身地である愛知・蒲郡市では昨日から先行上映されているほか、愛知県では3月26日(金)に公開される。
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