バンザーイ！大宮セブンがマヂラブ祝福「みんなは漫才だと思うよね？」「去年鼓持った輩いた」

2020年12月29日 15:54 2191 6 お笑いナタリー編集部

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12月27日、マヂカルラブリーが「M-1グランプリ2020」で優勝してから初となる「大宮セブンライブ」が埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場で開催された。

大宮セブンメンバーに「バンザーイ！」と迎えられるマヂカルラブリー。

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大宮セブンメンバーの囲碁将棋、GAG、タモンズ、すゑひろがりず、ジェラードンに拍手とバンザイで迎えられ、満席の会場からも温かい拍手で祝福されたマヂカルラブリー。野田は挑発的なポーズで王者の貫禄をアピールし、村上は「ここに戻ってきてみんなに囲まれるのがうれしい」と笑顔を見せた。

「H-1グランプリ」に挑戦する野田クリスタル（右）。［拡大］

オープニングトークでは、野田が「みんなはあれ、漫才だと思ってるよね？もしかして反対派いる？」と「マヂラブのネタは漫才か否か」論争の援助を求めるが、囲碁将棋・文田は「俺は漫才っていうよりも、村ちゃん（＝村上）の野田くんを使った陣内（智則）さんみたいな芸だと思った」と分析してみせる。タモンズ大波は「でも去年は鼓持った輩がいた」とすゑひろがりずを槍玉に挙げ、村上も「あれこそ漫才じゃない」、野田も「お前らが一番ルール違反」と責め立て、冒頭から大揉めだ。マヂラブの優勝効果でこの「大宮セブンライブ」を初めて観に来たという観客もちらほら。しかし囲碁将棋・根建は「今日のライブ観て、がっかりして次回から来なくなる」と予測し、メンバー一同も「クソスベりライブ！」「クソスベり芸人！」とうれしそうに納得していた。

「H-1グランプリ」に挑戦する村上。［拡大］

プライベートもよく知るメンバーからは村上の恋愛事情が暴露される中、野田がふと「でもさ、最下位とってもさ、諦めなければ誰でも優勝できる！」と「M-1」のエンディングで述べた“名言”を再現。拍手が起こるも、村上は「今日だけで4回か5回言ってます」と乱発しすぎて感動が薄れていると明かす。しかしGAG宮戸は「キングオブコントで最下位だったんで、めっちゃ響きましたよ」と素直に受け取った様子。そして通常の「大宮セブンライブ」の企画コーナーへ移ろうとすると、村上は「ついて来れるかな？」、野田は「こっからが大宮だぞ」と来場者を脅してみせ、宮戸は「去年のアンケートで、『すゑひろがりずを観に初めて来ました。思っていたのと違いました』っていうのがあった」と昨年の「M-1」直後の「大宮セブンライブ」での悲劇を紹介した。

「H-1グランプリ」でしのぎを削った大宮セブンのメンバー。［拡大］

今回の持ち回り企画は囲碁将棋が担当。賞レースへの参加機会のない自分たちも「しのぎを削りたい」と、「H-1グランプリ」を考案した。「ほうきと戦っても観客を沸かせることができる」というアントニオ猪木に習い、「ほうきを相方に笑いをとる」のがこの「H-1」。全員でほうきを使った“コンビ芸”にチャレンジし、野田も「三冠狙っていきたい」と気合十分だったが、「日本相撲会初代横綱・あけぼそ」を演じたGAG坂本が見事優勝を勝ち取った。

次回1月13日（水）18時45分から行われる「大宮セブンライブ」ではすゑひろがりずが企画を担当する。また同日、20時15分からは「無観客配信大宮セブン新年会」が配信される予定だ。この劇場で個性を磨き、賞レースなどで結果を残し始めている大宮セブンの今後に注目だ。