コント赤信号の
働く大人が日頃感じるイライラやあるあるを、ゲストとのコントやトークにして笑い飛ばそうという「東京03の好きにさせるかッ!」。今回は
トークパートの主なテーマは渡辺が主催する「ラ・ママ新人コント大会」について。東京03はこのライブが爆笑問題の転機になっていることや、オードリーをはじめさまざまなコンビに渡辺がアドバイスしてきたことなど、芸人たちの間で語られている数々の逸話を本人に確かめていった。またこの番組に携わっている元
コントでは「あと1杯」と言いながら新しい話題を持ち出し、飲み会を長引かせる上司になりきった渡辺。これまで自分がネタを見て意見を述べていた東京03から、今度は反対に「どんな演技をするだろう?」と見られると思うとプレッシャーを感じずにはいられなかったと心境を明かす。またゲストがスタジオに到着するやいなやコントの収録を開始し、うまくいけばその一発でOKが出ることも多いこの番組のスタイルに対し、「コント赤信号って練習するのが好きなグループなんですけど、そのまま一発録りだって言うのでびっくりして。やる前は嫌で嫌で仕方がなかったんです(笑)」と率直な思いを吐露。一方で、「同年代の連中と(合同コントを)やることはあるけど、若手とやるってあんまりない。こういうふうにものを作っていく作業を一緒にやれるのはすごくドキドキしました」と刺激になったとも話した。
そんな渡辺との共同作業について、東京03飯塚は「4人でコントできたっていうことが、ただただうれしかったです」と感慨深げ。古くから自分たちのことを知る渡辺は東京03にとってどんな存在か尋ねると、「お父さんって言ったら言いすぎかもしれないですけど……親戚のおじさんくらいの感じ?(笑)」(飯塚)、「でも、親戚のおじさんもよくしてくれますから」(豊本)と冗談交じりに答え、角田は「ラ・ママでネタをやっている最中に裏からリーダーの笑い声が聞こえるとうれしいんですよ。『笑ってくれてるんだ』って自信になる」と心強い味方だと表現した。
渡辺自身は芸人が一皮むける瞬間に立ち会えることが「ラ・ママ」を続けていくモチベーションになっているといい、「それが自分の原動力。こういう新しい笑いがあるんだって勉強にもなるし、自分もがんばろうというエネルギーにもなる。『あのとき見たあの子たち、こんなに売れたね』ってほかの方から聞くのもうれしい」と笑顔。東京03には「昔から面白かったんですけど、コントっていう作品を抜けて、芝居も映像も舞台もなんでもできて、すごく広がりが出てきた。人生の中でもっと面白くなっていくだろうし、本人たちが模索してこの先どうなっていくか、今後の03もすごく楽しみ」と期待を寄せ、飯塚は「こういう言葉で力を与えてくれるんですよ、リーダーは。だから若手はもっとがんばれるって思える。本当にありがたいです」としみじみ語った。
なお先週は野球中継が入ったためGAG出演回のオンエアは11月19日(木)に変更となっている。
東京03の好きにさせるかッ!
NHKラジオ第1 2020年11月5日(木)20:05~20:55
<出演者>
東京03
ゲスト:渡辺正行
NHKラジオ第1 2020年11月19日(木)20:05~20:55
<出演者>
東京03
ゲスト:GAG
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