働く大人が日頃感じるイライラやあるあるを、ゲストとのコントやトークにして笑い飛ばそうという「東京03の好きにさせるかッ!」。今月10月は「新作ラジオコント台本持ち込み月間」と題し、若手芸人たちが番組のために書き下ろしたコントを携えて収録に参加している。
4週目となる今回は、空気階段がコント「個室居酒屋」を持ち込み。大事な話をしている最中に漏れ聞こえてくる隣の部屋の会話に耳を傾けると、だんだん深みにハマってしまい……というブラックユーモアあふれる内容だ。前回のうるとらブギーズに続いて現実離れした設定ではあるが、空気階段の2人によれば「完全にあて書き」。飯塚は人生初挑戦だというとあるキャラクターを演じており、「(そのキャラクターで)スタンバるのすごい緊張した!」と本音をこぼしていた。東京03の3人が「なんだよこれ!(笑)」と思わず叫んでしまうほどに突飛なコントの結末と共に、キャラに入った飯塚の第一声に注目だ。
トークパートでは、空気階段が若手の劇場でなかなかウケず、くすぶっていた不遇時代を回想。また姑息な手法で細かい金の貸し借りをうやむやにしようとする鈴木もぐらの人間性ついて、水川かたまりが不満を漏らす。さらに収録日が「キングオブコント2020」決勝直前だったことから大会にまつわる話題でも盛り上がった。
収録後に感想を聞くと、かたまりは「やっぱり東京03さんはすごいなって。失禁しそうでした」と感無量の様子。「一緒にいられるだけで光栄。03さんとコントをやらせていただいて、しかもそのあとコントの話をするっていうのが考えられなかったこと」と今の状況を噛み締めた。「僕たちがなっていきたい理想の形の最先端を走られている方々」という東京03の存在を一言で表してもらうと「コントじん。“じん”は“神”です」と述べ、これに飯塚は「やめて、やめて! 恥ずかしい!」と撤回を求める。続けてもぐらも「コント(の価値)を引き上げた人。舞台でやっていくという道を作ってくれた。僕は将来“コント御殿”を建てたいと思っていて。それって03さんがいるからこそ思い描ける夢なんです」と東京03に憧れの眼差しを向けつつ、「コントだけで金(きん)の家を……」と付け加えると飯塚に「下品だな!」とツッコまれた。
東京03の好きにさせるかッ!
NHKラジオ第1 2020年10月22日(木)20:05~20:55
<出演者>
東京03
ゲスト:空気階段
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