現在1回戦が開催中の「M-1グランプリ2020」に、
つ~ゆ~は昨年2019年にジャニーズ事務所から初めて「M-1」へ出場し、3回戦まで駒を進めて大きな話題に。そんなつ~ゆ~と初出場のおつゆが今大会への意気込みを語った。なお彼らの挑戦への思いや稽古の様子は「M-1」公式YouTubeおよび9月30日(水)放送の「キャスト」(ABCテレビ)で紹介される。
つ~ゆ~ コメント
──昨年の1回戦を終えた時点で、早くも来年のエントリーを決めたとおっしゃっていましたが、今年の挑戦に迷いは?
辰巳:なかったです。今年のはじめには「M-1のスケジュールはどうなってますか?」と聞きました。事務所は迷ったかも(笑)。
福田:つ~ゆ~としてはまったく迷いはなかったです。
辰巳:昨年出場したことが本当に楽しかったし、同時に悔しかった。ふだん僕たちは舞台を中心に活動しているんですが、種類は違えど笑いを獲ることに快感を覚えてしまっている4人なので。日々笑いだけに特化して、本気で笑いを獲りに行っている人たちに混ざってやらせてもらう、あのピリピリした感じはなかなか味わえない感覚だったし、僕たちも本気で挑んだので本当に悔しかったんですよね。そんな去年の経験を生かしたいという思いがありました。
福田:僕らはジャニーズに後輩がいますが、こうして「おつゆ」という漫才での後輩もできて。ジャニーズには「M-1」に出たいという人間がまだまだたくさんいるんですが、漫才では僕らが一番先輩ですから。
──昨年のネタでは、事務所の先輩であるKinKi Kidsさんを「KinKi Kids兄さん」と呼んでいましたが、おつゆの2人には「つ~ゆ~兄さん」と呼ばせるんですか?
福田:はい!(笑) ジャニーズの枠を飛び越えてこういう活動をしていくので、そこはしっかりしていきたいと思っています。
──1回戦に向けてネタの進み具合、手ごたえはどうですか?
福田:僕らは昨年「M-1」に挑戦したあともネタをやらせていただく機会があったんです。そのときに「このままじゃいけない」と思って。 今年はいろいろとリニューアルさせたいなと考えてます。これで上に行けなかったら、引退も考えなきゃいけないなと。「M-1」生命をかけて挑みます。
──おつゆに向けてアドバイスは?
辰巳:伝えたいことならある。会場の楽屋の空気、マジですごいからな。自分たちの出番が近づいたら5組くらいの芸人さんと舞台袖で一緒に並んで、その中で僕らも練習して。あの緊張感はジャニーズでもなかなか味わったことがない。
──最後に意気込みを!
福田:ジャニーズ事務所を背負って、優勝したいと思います!
辰巳:でっけえ! この自粛期間でふだんのように舞台に立てず、人に楽しんでもらうことにすごく飢えている部分があるので、その気持ちを思いっきりぶつけたいです。僕らはつ~ゆ~としてジャニーズとして初めて「M-1」にチャレンジしたという誇りがあるので、昨年の自分たちを越えられるように、そして今年の「M-1」にふぉ~ゆ~4人でジャニーズ旋風を巻き起こしたいと思っています。
おつゆ コメント
──おつゆのお二人が「M-1」初挑戦を決めた理由は?
越岡:昨年、つ~ゆ~の「M-1」挑戦を応援しているうちに、だんだん僕らも出たいなと思えてきて。昨年末にふぉ~ゆ~のエンタメショーがあったんですが、つ~ゆ~の2人が舞台袖でネタ合わせをしていまして、その時間を埋めるために、「僕らも即興漫才しようぜ!」となったんです。自分たちのファンの方の前なので、その漫才がウケちゃいまして。それで楽しくなってしまって。
松崎:オールスタンディングで拍手!だったよね。
──「おつゆ」というコンビ名の由来は?
松崎:エンタメショーでやったアドリブ漫才で、「ど~も~!」と舞台に出たときにとっさに出てきたんです。……だよね?
越岡:向こう(福田悠太と辰巳雄大)がつ~ゆ~で、僕ら(越岡裕貴と松崎祐介)も、“ゆ~”が2つなんですが、 つ~ゆ~にはできない。となると、「お」をつけたらかわいいんじゃないかと。
松崎:ひらがなでね! かわいいしキャッチーだなって……ね!
越岡:ね!って友達としゃべってるんじゃないんだぞ!(笑)
──最後に意気込みを!
越岡:僕らおつゆはチャレンジャー。失うものがないので、やるからには……せーの!
越岡・松崎:優勝!
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“ふぉ~ゆ~の福田悠太と辰巳雄大が「つ~ゆ~」として、また松崎祐介と越岡裕貴が新たに組んだコンビ「おつゆ」として出場”/「M-1」にふぉ~ゆ~から2組出場、昨年3回戦進出のつ~ゆ~と初挑戦のおつゆ - お笑いナタリー https://t.co/ocw0b2Dvl6