滝音が初のKOC決勝、ニッ社とロコディも一緒で「やわらぐんちゃうかな」

9月26日（土）に生放送される「キングオブコント2020」（TBS系）のファイナリスト10組の中から、滝音が囲み取材で語ったコメントの詳細を紹介する。

一昨年の「キングオブコント2018」で準決勝に進出していた滝音にとって、決勝の舞台は今年が初めて。賞レースでは「ABCお笑いグランプリ2020」決勝で漫才を披露しており、漫才とコントで共に注目を集めるコンビだ。

なお「キングオブコント2020」決勝で、浜田雅功と共に日比麻音子（TBSアナウンサー）がMCを務めることが本日9月11日に発表された。

滝音 コメント

──決勝への意気込みを聞かせてください。

秋定：「優勝するぞ！」というので来てない、というのは言い方がアレですけれども。ここまで来たらがんばります。

さすけ：まだ自信もない、というかな。芸人のヒエラルキーの最下層にいる。アルティメットダークホースやな、我々は。大阪から来ている、ほかの2組（ニッポンの社長、ロングコートダディ）は芸人界では面白いと言われているので。

秋定：せっかくやから全国の人に覚えてもらいたいです。

さすけ：私は嫁と子供2人がいて、家族のためにお笑いをがんばるというのはなかったんですけど、先々月に「ABCお笑いグランプリ」で決勝に初めて行ったとき、誰よりも3歳の娘が喜んでいて。ブロックで敗退したときにむちゃくちゃ泣いていたので、「キングオブコント」は家族を笑顔にさせるためにがんばりたいです。

──コロナ禍での大会ですが。

さすけ：もともと我々はほかの芸人さんより舞台の出演数が著しく少ないんです。なので、みんなより調整が相対的にはできたような気がします。

秋定：ホンマに無名のまま10年やってるので、決勝に出ることで親孝行というか、やっと親も「息子が芸人やってる」って近所に言えるかなと。それが一番うれしいです。

──この機会に初めて滝音さんのネタを観られる方もいるかと思います。コンビのアピールポイントはありますか？

秋定：さすけが、むっちゃ変です。こいつ「めざましテレビ」（フジテレビ系）を録画して、夜観てるんですよ。あと、よくも悪くも物怖じしない。先輩に話しかけに行くのに、どれだけ上の先輩でも普通に楽屋に入っていける。巨人師匠にもツッコミを入れる（笑）。

さすけ：コントの話では、普段どちらかというと漫才をすることが多いので、コントの中のやりとりもほかのコンビより多い。2人でしかできない会話を観てもらえたら。

──先ほども少し話に出ましたが、ニッポンの社長、ロングコートダディと共に初の決勝です。

さすけ：毎晩、私とニッポンの社長・辻さんとロングコートダディ堂前さんの3人はリモートでゲームしてるんです。今回の準決勝も楽屋の雰囲気がそのときの感じなのでやりやすかった。2年前に準決勝に出たときは、まわりもわからへん状態で大海原に出たような感じでした。

秋定：今回は楽しくしゃべってそのまま舞台に出て、ネタできて、肩の力がいい意味で抜けていたような気がします。決勝もこの3組でできる。初めてで緊張するんですけど2組がおるから、やわらぐんちゃうかな。

──優勝賞金の使い道は？

秋定：賞レースに出ると毎回レクサスの価格を調べています。いいクルマといい炊飯器を買いたいです。

さすけ：嫁に要相談で。うちは家族4人、相方は1人。だから賞金も5等分って嫁が言うてました（笑）。

日比麻音子（TBSアナウンサー）コメント

（MC就任に）ビックリしました。初めてお話を伺ったときはドッキリかと思いオファーの連絡を何度も見返しました。とにかく浜田雅功さんとご一緒できることがうれしいです。今まで準決勝の司会をあべこうじさんと担当させていただいていたので、決勝進出が決まった芸人さんではないですが、私もついに決勝に行けた！という喜びと同時にものすごく緊張しています。皆さんが楽しんでいただけるMCを目指しますのでよろしくお願いします。