「BKBショートショート小説集 電話をしてるふり」は投稿サイト・noteでBKBが発表してきた45作と書き下ろしの5作をまとめたBKBの作家デビュー作。SNSなどで大きな反響を呼んだ表題作「電話をしてるふり」をはじめ、恋愛やミステリー、SFなど多彩なジャンルの作品を著者によるセルフレビューと共に味わえる。
イベントでは、緊急事態宣言下の外出自粛期間中、何度もBKBとリモート飲みをして執筆活動の経過も聞いていたという
終演後にはオンラインで囲み取材が実施され、反響の大きさや重版の喜びを語ったBKB。もともと、意外な結末で楽しませるショートショートというジャンルが好きで、中編、長編に挑戦するよりも「ショートショートを極めたい」と語り、「芸人のショートショートといえばBKB」「令和の星新一はBKBかもね」などと言われる将来を夢想する。
BKBをよく知る村上は「もともとコントを書けるし、物語を表現したい人だと思うんですが、人前に出るとこのビジュアルやネタのイメージで伝わらないこともある。でも文章だと純粋に川崎史貴(BKBの本名)の頭の中がそのまま表現できる。丸裸の彼が出ている」と本人に代わって魅力を熱弁。BKBも「普段のBKBとブン(文)筆家としてのBKBの幅は出せたかなと思います」と手応えを感じている様子で、「僕の、書きものとしての姿を、ぶつけられたかな……とは」と余韻を残すような表現の「BKB」コメントで締めくくった。
※動画は現在非公開です。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
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