キンコンがお互いの“あるコトないコト”を対面検証

9月22日に「キングコングのあるコトないコト」（メ～テレ）のDVDが発売されることを記念し、司会のキングコングがインタビューに応じた。

同番組ではキンコンとゲストの芸人たちが、街やネット上に溢れる噂や迷信、都市伝説といった“あるコトないコト”を披露し合い、その場で真実かどうかを検証。今回発売されるDVDには「牛丼」「回転寿司」など5テーマを収録、気になる検証結果が次々に明らかになる。

インタビューで2人に“印象に残っているあるコトないコト”を聞いてみると、西野は「競馬のレースでスタートの時にゲートを開く音が、一部の競馬専門チャンネルでは効果音音響だったこと」、梶原は「昔の戦いで使われてる馬がポニーやったこと」を挙げ、いずれも“すこし残念なあるコト”だったと苦笑。「ただただ楽しい」と語る番組収録では、「芸人にしかできない」ミニコントをゲスト芸人と毎回楽しんでいる様子を語った。さらに、お互いの“あるコトないコト”も検証。それぞれの肉親に関する驚きのエピソードも飛び出した。

10月7日には、東京・新宿タワーレコードにてDVDの発売イベントも開催。参加者から寄せられたキングコングの“あるコトないコト”も検証するのでファンは早めに参加券を手に入れよう。詳細はよしもと・アール・アンド・シーのオフィシャルサイトにて。

キングコング一問一答

──印象に残っている“あるコトないコト”を教えてください。

西野：競馬のレースで、あのスタートの時にゲートを開く音が、一部の競馬専門チャンネルでは効果音音響だったことですね。ビックリしました。パーンっていう。競馬あんま行かないんですけど、テレビとかで見てて、あと馬が走る音も。ちょっとガッカリしましたが、実際あったほうがいいですもんね。

梶原：僕は、昔は戦いの時の騎馬がポニーやったっていう。ほぼポニー。全然イメージと違う、可愛らしい馬乗ってみんな「ウォー！」って言うてたっていうのはちょっと（笑）。

──今後やってみたいテーマを考えたりしますか？

西野：テーマはもちろんいろいろやりたいんですけど、どちらかというとどんなテーマでもどうやって盛り上げるかのおしゃべりが面白いです。ミニコントみたいな。

梶原：テーマよりゲストの方が気になってしまうんですよ（笑）。みんなそれぞれ色があるので、「こういう展開になんのかなぁ」とか考えたり。

西野：現場でその人のノリに傾きかけてたら、思いっきりそっちに倒してみたり（笑）。追い込まれると、普段のその人とは違う面も見れますね。

梶原：芸人さんしかできない番組ですよね。

西野：この番組でいろんな芸人さんと絡みたいですね。会ったら会ったで「面白いな～」ってファンになっちゃうんですけどね（笑）。

──この番組で絡んで新たな一面を見たという芸人さんのエピソードはありますか？

梶原：天津さんですね。これまであんまり絡んだ事なかったんですが、めちゃくちゃ面白いです。これ木村さんの“あるコト”なんですけど、この間木村さんと喋ってて、何度もゲストに来て馴れてきたということで、メイクさんに軽くふざけたんですって。めっちゃ嫌われたらしいです。「4回目やからもうええかな」って（笑）。

西野：何回来てもふざけてええときなんかないですからね！ でも確かに周りの芸人さんたちからこの番組来て「楽しい楽しい」って聞きますね。

梶原：「うらやましい」って言われます。

──この番組で初めて絡んだ芸人さんて誰ですか？

西野：田畑藤本とかそうです。面白かったですね～。

梶原：もういるだけで面白いですもんね、設定で東大生ってだけで。ええなぁ。

──この番組の収録時間は2人にとってどんな時間ですか？

西野：ただただ楽しいですね。ずーっと芸人さんの話聞けるし、大変やと思うこともないし。“ないコト”を言っていいっていいシステムだなぁと。スタッフさんがその分いろいろ盛り上がりやすいようにしてくださってるんでしょうね。でも、自分でも「これ“ないコト”かな～」という噂話を、上手く笑いにできる自信がないときもたまにあります。

梶原：そういうときの打率は悪いですね。オンエア見たらわからないかもしれないですが、スタジオ全然スベってますから（笑）。

──DVDのオススメポイントを教えて下さい。

西野：本編も面白いんですけど、特典映像で番組が出来上がっていくまでの裏側が見られるので、芸人同士が喋ってるところとか。そういう意味で僕は、裏と番組とそんな変わんないですね。

梶原：僕、若干裏と表と変わってるんで見て欲しくないですね（笑）。でもそういうとこ期待してるでしょ、僕もそういうとこ期待して見る方なんですけどね。絶対テレビでは見れない部分ですよ。

──お互いの“あるコトないコト”ありますか？

梶原：西野って、弟がいるんですけど……めっちゃしゃくれてるんです。

西野：やめとけ（笑）！

梶原：しゃくれだしたんです。

西野：高1から急に伸び出したんです。

梶原：すごいかわいらしい男の子やったんですけどね。7年前くらいに会ったとき「あ～伸び始めてるな」と。

西野：梶原は、結構前なんですけど、営業先の控え室にこいつの離婚した父親が突然来て、現金渡して帰ったってことがあったっていう。「おぉ、久しぶり」って帰って行って。「あれ誰って？」って聞いたら、「お父さん」って言われたことがあったような気がします。

梶原：あるコトですねぇ。懐かしいです。あんときは楽屋騒然でした、ケンコバさんとかみんないましたし。チンピラ入ってきたんかと思いましたよ。僕も久々やったんで最初誰かわからなくて、「あぁ、親父か」と（笑）。