5月22日(金)公開の映画「
司馬遼太郎による同名歴史小説を
金田が演じているのは新選組八番隊組長・藤堂平助。新選組最年少ながら、沖田総司、永倉新八、斎藤一らと共に“新選組四天王”と称されるほど、剣の腕前が優れていたとされる人物だ。剣道経験者でアクションシーンには自信があったという金田だが、現場では想像以上に苦戦した。「岡田さんと2人で少し合わせたときに、レベルが違いすぎてゾッとしました。岡田さんの身体の使い方、剣の置き方、対峙の仕方……。とにかくすごかったです」と振り返る。「(土方から斬られた傷は)もう一生鏡で見たいなと。あの夜の岡田さんはカッコよかったですよ、と思い出して。だから今後もこの傷はつけていこうかなと、自分でぐっと押して、残して。本当に一生の宝ですね」と噛み締めた。
そんな金田について、原田監督は「(2017年公開の監督作)『関ヶ原』にすごく出たいと思ってくれていたそうで、実は私から『関ヶ原』へ出演交渉をしていたんです。ところが本人までオファーが届いていなかった。彼自身は本当に出たかったみたいで、なんとエキストラとして参加しようとしていたと。こっちから出てほしくて連絡していたというのに(笑)。その分、今回は藤堂平助役で殺陣も含めて存分に演じてもらいました」と驚きのエピソードを交え、金田の熱演を称賛する。
一方、観察役として情報収集に暗躍した新選組藩士・山崎丞役の村本の様子を原田監督は「初日はかなり緊張していたようですが、2日目からは余裕綽々でしたね(笑)」と紹介。「土方たちが新見錦に切腹を迫るシーンで、山崎に面白いことをやらせようと思い、小判の入った菓子折をひっくり返すときに『饅頭、饅頭、饅頭……』『小判、小判、小判……』としゃべらせたらすごく面白かった。そうしたら、新見が切腹する緊張感のあるシーンの本番で、村本は(新見役の)
当の村本は、冗談混じりに「山崎は本当に天才的なスパイなんです。僕なんかもたまに楽屋で芸人が誰かの悪口を言ってたらボイスレコーダーに録っておいてるんで、よしもとの山崎的なところがあるんじゃないですかね。その辺を見抜いた監督はやっぱりすごいなと思いましたよね。いい役いただきました」と山崎との共通点を見出した原田監督に拍手。これらのコメントやメイキングカットから2人がどんな演技を披露しているのか想像しながら、映画の公開を待とう。
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キルギシア人 @kirghisia
藤堂平助役のはんにゃ金田、岡田准一演じる土方歳三に斬られた傷は「一生の宝」 #SmartNews https://t.co/OlFVvE5fIK