「お笑い有楽城」は若手芸人が「オールナイトニッポン0」の単発パーソナリティ権を懸けトーク力を競うもの。今回はYes!アキト、鬼越トマホーク、駆け抜けて軽トラ、きしたかの、SAKURAI、さんだる、鈴木幹也、ストレッチーズ、TCクラクション、トンツカタン、はなしょー、ゆかりてるみ、真夜中クラシックの13組が出場し、予選ラウンドでは2分、上位3組による決勝では5分のフリートークを展開した。
鬼越トマホークは、事務所を退所した
収録後、鬼越トマホークに話を聞くと「木本さんのおかげ」と口を揃え、金ちゃんは「優勝とか俺らのキャラじゃないし、ほぼカットで使われなくてもいいからむちゃくちゃに弾けて散ろうって2人で話していたんです」と木本の一言で急遽方向性を変えたと明かす。「もっと悪口を聞きたい、お前らそんなんじゃねえだろってけしかけてくるしょうもない作家がいるんですよ、マジで! でもあいつらは責任取ってくれないですからね」と毒舌のハードルが上がり続けていた現状に限界を感じつつあった2人は、「殻を破れた」と今大会でエピソードトークの手応えを実感。加えて坂井は「爆笑問題だと田中のほう! 太田さんは『ちゃんと放送のことを考えろよ』と言ってくれるんですけど、ウーチャカは『派手に散れ』って言って『今までありがとな』と帰っていく。嫌いな芸人も言わされたし、全部ウーチャカのせい」と毒舌にがんじがらめになっていたのは爆笑問題・田中に原因があると怒りをぶつけてみせた。
冠ラジオでは素のトークで人間性を知ってもらい、少数でも離れないファンを獲得したいと意気込む。レギュラー化も狙っており、金ちゃんは「ANN0は同期のニューヨーク、後輩のランパンプスが(レギュラーを)やっていたけど、意外と2組ともハネなかったな」と回想。また坂井は「TBSラジオだと、うしろシティの枠をくれとは言ったことがあります。あそこだけ弱いので。アルコ&ピースの枠をくれとは言いません」と他局でもアピールを欠かさない積極的な姿勢を見せているという。現在のANN0のラインナップでは佐久間宣行(テレビ東京プロデューサー)の枠に目星をつけ、「テレビプロデューサーが芸人の枠1つ減らしている。佐久間さんって『若手芸人のために』とか言うんですけど、お前がラジオやってるのが一番ためになってねえじゃねえか!」と噛みついていた。
この取材の場でもスタッフに強制終了されるほど話足りない様子だった鬼越トマホーク。自身初となる冠特番でどんなしゃべりを繰り広げるのか、また毒舌の塩梅にも期待できそうだ。
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ライスバーガー @_Riceburger_
鬼越トマホークがラジオ単発特番獲得!毒舌の呪縛から解放「全部ウーチャカのせい」 #SmartNews https://t.co/leFdhuDfme