小木、好感度ソングにフジモン召喚!たまアリ「マジ歌ライブ」1万7000人が熱狂
2020年2月14日 15:51
27 お笑いナタリー編集部
「ゴッドタン」(テレビ東京)発のライブイベント「ゴッドタン マジ歌ライブ2020~さいたまスーパーアリーナに行きつきました~」が昨日2月13日、埼玉・さいたまスーパーアリーナにて開催された。
2018年に行われた神奈川・横浜アリーナ公演を超える過去最大規模の会場にもかかわらず、チケットは即完売。バナナマン日村、東京03角田、劇団ひとり、ロバート秋山、バカリズム、ハライチ、フットボールアワー後藤、EXIT&ダイノジ大地というマジ歌シンガーに加え、サプライズゲストも続々と登場して1万7000人のお笑いファンを熱狂させた。
開演前には佐久間宣行プロデューサー自らが“前前説”を担当。「前説ナイトニッポン」と題してこなれた調子で軽快な1人トークを展開し、会場をしっかりと温める。その後、「ネタギリッシュNIGHT」での活躍も記憶に新しいジョイマンがステージに姿を現し、高木によるラップを挟みながら前説としてライブの楽しみ方を伝えた。そしておぎやはぎ、バナナマン設楽、アルファルファこと東京03飯塚と豊本らMC陣が着席したのち、七色のレーザー光線が放たれ客席の期待感が一気に高まる。ステージ中央にはヒム子ことバナナマン日村の姿があり、「ヒム子のマジ歌聴きたいですかー?」という投げかけに対して大歓声が巻き起こると、「それ、了解です!」と敬礼ポーズを披露して「了解です」をパフォーマンスした。
続いてアコースティックギターを抱えた角田が1人でステージに。しっとりと歌いだそうとするも、客席から「ピュー!」という指笛が発せられると「そういう歌じゃねえから!」と激怒。何度かそのやり取りがあり、MC陣も呆れ気味になる中、「手に入らないもの」を歌い始める。そのバックには通常時とは異なる派手な出で立ちのバンドメンバー、大竹マネージャーと風間カメラマンを従えていたのだが、次第に大竹マネージャーが暴走。花道を1人で歩き出し、これでもかというほど客席を煽って角田以上のカリスマ性を見せつけた。
ロバート秋山はドラマ「孤独のグルメ」を思わせる、相方・山本主演の映像「孤独のエステ」「孤独のヘルス」を用意。「UTSUBO」には“マジ歌手”であるゴールデンボンバーの鬼龍院翔も加わり、芸能界で生きていくことの苦労を歌った。AMEMIYAの「続・ニューハーフヘルス行きつきました」ではザ・ギース高佐がハープによる伴奏で彩りを添え、ハライチ岩井が芸能界、お笑い界に正論で立ち向かっていく「逃さねぇからな」「やめちまえよ」には岩井が言う“ジャスティス”そのものであるサンシャイン池崎や“やっぱり不正解”のはんにゃ金田が参加。そしておぎやはぎ小木が好感度を求めて歌う「愛されたい」には、妊娠中のベッキーに代わってFUJIWARA藤本が登場し、無数の黒い粒が浮かぶスクリーンを背に力強くパフォーマンスする。爆笑をかっさらい、品川庄司・庄司のギャグのように「タピオカミルクティー!」と叫んで颯爽とステージを後にする姿には「すべて笑いにしてやる」という「ゴッドタン」精神が宿っていた。
DJ KOOという頼もしいサポーターを得たEXIT&ダイノジ大地、光るギター・ルーシーを抱えたフットボールアワー後藤、リフトでかなりの高さから熱い応援ソング「ありのままで」を投下したほか、「恋のパステルカラー」では呂布カルマとのコラボも披露したバカリズムも観客を魅了。後藤が「お前ら聴きたいかー!」と客席を煽った直後、無表情で光るギターのメンテナンス待ちをしていた場面や、光るギターのケーブルが引っかかってステージに戻れなくなった一幕ではMC席から「だせえ!」と野次も。ラストは片岡鶴太郎に扮した劇団ひとりと山田邦子に扮した松丸友紀(テレビ東京アナウンサー)によるインドダンスが繰り広げられ、会場の盛り上がりは最高潮に達した。
宴もいよいよ終幕、ということろで眉村ちあきが登場。朝日奈央と“小さな鬼”ことバカリズムの関係を歌ったのに続けて、下積み時代にバカリズムと同居していた日村とデュエットでバカリズムの結婚を祝福したが、歌詞のとおりにやはりバカリズムが泣くことはなく、笑顔でこれらの計らいに感謝した。
この様子は3月14日(土)、3月21日(土)に「ゴッドタン」の通常回でオンエアされる。またBlu-ray、DVDとして7月29日に発売されることも決定した。
※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正し、お詫びいたします。
(c)テレビ東京
佐久間宣行 @nobrock
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