映画「
本作の原作者であり脚本、主演を務めたバカリズム。2017年放送のドラマ版から3年、劇場版が来る2月28日(金)に公開を迎えることについて、「本当に夢みたいです。ドラマのときからこの作品は現場が楽しくて、空き時間もみんなで一緒にお弁当食べたりしてました。本編なんですけど、メイキングみたいな感覚。思い出ビデオを皆さんに見せる感じでちょっと恥ずかしい」と喜びと照れくささを織り交ぜながら「お客さんにはお金を払って僕たちの思い出ビデオを観に来ていただくという(笑)。ありがとうございます!」と感謝した。
夏帆ら同僚を演じるキャストたちと劇場版の撮影で再会した日のことを問われると、「夏休み明けの初日の感じ。ちょっとソワソワしてて、『そっちどんな感じで来るの? それ次第だけど?』みたいな」とそのときの心境を言葉にしてみせ笑いを誘う。これに続いて夏帆は「すぐ打ち解けるんですが、最初の探り合いはありましたね」と述べ、臼田も「真歩さんに敬語使ってたっけ?っていう確認作業もありました(笑)」とバカリズムに同意。佐藤は「(ドラマ版と)空気感が変わらず、楽しかったです」と振り返った。
新キャストのシム・ウンギョンは「決まったときとてもうれしかったし、早くこのメンバーと撮影したいと思った。現場の雰囲気は、撮影のときも休憩中もほぼ同じで、休憩中の雰囲気そのままに、楽な気持ちで演じることができました」とリラックスして臨むことができた撮影について回想。同じく新キャストの坂井は「観ていたドラマのまんまで、『あ、みんながいる』ってうれしくて。でも、真歩ちゃんも言っていたように、もともと作品が好きだったから私のせいでつまんなくなっちゃったらどうしようっていうプレッシャーもありました」と告白する。
そんな坂井が演じたのは、バカリズム演じる“私”たちの働くみさと銀行の課長。バカリズムは「『怒ると怖い』とは言っているけど、裏設定ではこちら側の社員のことはすごく理解していて、自分にもそういうときがあったっていう目で見てくれている上司」と彼女のキャラクターを説明する。加えて、「ブログで書いていたときのマキちゃんの名前は坂井真紀さんから取っていて。マキちゃんのイメージは当時の坂井さんのイメージ」と明かすひと幕も。「当時」というワードに引っかかった坂井がバカリズムのほうに目をやると、慌てたバカリズムは「今はまたちょっとほら! 大人になってらっしゃるから!(笑)」とフォロー。「元気なイメージ」と付け加えても「今は元気がない?」という住田監督からのツッコミが入り、バカリズムは苦笑しながらも「だから今回、参加してくださるって聞いて感慨深かったですね」と述べた。
住田監督は「偉い人からは『映画だからドカンと』みたいな話もあったんですが、この映画のよさは派手じゃないところ。升野さんもそれを望んでいたので、ドラマの空気感のまんま」と作品をアピール。バカリズムも「みなさんが観たいものが観られると思います。期待以上かはわからないけど、期待どおりになっているはずなので、楽しみにしていてください」と強調して舞台挨拶を締めくくった。
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