鈴木おさむの小説「芸人交換日記」は結成11年目で鳴かず飛ばずのコンビ・イエローハーツが現状を打破するために互いの思いを書き綴ろうと交換日記を始め、芸人人生を懸けて新たなお笑いコンテストに挑む姿を描く物語。今回の朗読劇はLDH所属のアーティストや俳優らが参加するプロジェクト「BOOK ACT」の第2弾で、塙のほか、
ゲネプロを終えた塙は「水を飲むタイミングが難しかった」と感想を述べ、「わかんないけど、(三四郎)相田よりはよくできてると思う」と言い放って笑いを誘った。囲み取材の場では「芸人がグッとくるポイントがあるんです。僕は『売れてもつらい』という言葉。兄貴(はなわ)が売れたときに『お前にこんな思いをさせたくないからお笑いやめろ』と言われたことがあって、それを思い出してマジで泣きそうになります」と自身が感情移入するポイントを紹介。「恥ずかしいので、意地でも泣かないですけど(笑)」と付け加えると、鈴木おさむに「お芝居なんだから、泣いていいんですよ!」とツッコまれた。
また「刑事ドラマで『演技がひどい』ってよく叩かれるんですが、今回は読むだけなのでバレない。ダンスもないし、動かなくていいのでリラックスしてやれます」と力を発揮できる舞台だと胸を張る。反対に小森は「人生初舞台。これまでいろんな場所で踊らせていただいたけど、1回も動かないのは初めて」と緊張を味わっている様子。「立ってるだけの場面でも足踏みしたい自分なので、こらえながらやっています」と笑った。5人の中でもっともやりやすい芸人を聞かれると、AbemaTVのレギュラー番組で交流のあるアルピー平子を挙げた小森。「でも、全員緊張します。漫才の掛け合いは、ラジオをやっているので少しはできるかなって思っていたんですが、実際やってみたらこんなにしゃべれないか!と」と難しさを実感していた。
ラストの漫才シーンでは塙ならではのアドリブが炸裂。この場面は各回、それぞれの芸人の色が出る見どころとなりそうだ。鈴木おさむは「1回ずつが全部ドキュメンタリー。芸人さんの人生が乗っかった物語を小森隼が受け止めながらやっていく。新しい隼を見てください」とアピールした。
朗読劇「芸人交換日記」は1月8日(水)まで同劇場にて上演。また2月に予定されている「BOOK ACT」の第3弾でも上演作品の1つとしてラインナップされており、小森や同じくGENERATIONSの中務裕太、劇団EXILEの青柳翔、鈴木伸之、町田啓太らが出演する。
朗読劇「芸人交換日記」
日時:
2020年1月6日(月)19:00開演
2020年1月7日(火)14:00開演 / 18:00開演
2020年1月8日(水)14:00開演 / 18:00開演
会場:東京・恵比寿ザ・ガーデンホール
<出演者>
田中役:
甲本役:
1月6日(月)
1月7日(火)14:00の部
1月8日(水)14:00の部
久美役、黄染役:
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ウッチャンナンチャン マネージャー / 三四郎 ルシファー吉岡 ジグザグジギー かが屋 @tomita_hiro
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