ケンコバ、大輔が「大阪合衆国」ナベアツ大統領を護衛

昨日8月12日、東京・新宿明治安田生命ホールにて、映画「さらば愛しの大統領」の完成披露試写会が開催された。

宮川大輔とケンドーコバヤシが刑事役で主演を果たし、世界のナベアツが長編映画としては初の監督を務める一方で自らも本人役を演じている本作。試写会前に行われた舞台挨拶では、大輔とケンコバがナベアツを“護衛”する形で、ホールの客席後方から小芝居をしながら登場した。

舞台に登場したナベアツは、映画の内容を踏襲して「大阪合衆国」の独立を宣言。大統領として「不況なときこそ笑いましょう！」などと演説を始めると、やがてマニフェストを語るうちに興奮が頂点に達し、大輔とケンコバに2人がかりでなだめられていた。

演説の後には、ナベアツと共同で監督を務めた柴田大輔が登場。4名は「吹石一恵や釈由美子といった女優がいる中、楽屋でエロ本を見るのが流行ったが、2人は全然反応してくれなかった」といったせつないエピソードを披露するなど、撮影の裏話で盛り上がった。

映画は、ナベアツが「大阪合衆国」の初代大統領に就任するものの、警察に謎の大統領暗殺予告が届き、大輔とケンコバの刑事コンビが暗殺犯の捜査に乗り出すが……という展開。アクションやミステリーの要素もありながら、全編に笑いが散りばめられた「100%アホ」な作品だ。

11月6日より全国ロードショーが開始。力作となったこのアホ映画をお笑いファンはぜひ心待ちにしよう。