鶴瓶＆安住アナのBS民放5局横断8時間生放送、ナイツ率いる浅草芸人とひな壇トークも

BS日テレ、BS朝日、BS‐TBS、BSテレ東、BSフジの5社が12月1日（日）、笑福亭鶴瓶と安住紳一郎（TBSアナウンサー）によるMCで特別番組「鶴瓶＆安住の放送局漫遊記」を放送する。

BSデジタル20周年イヤー突入とBS4K放送開始1周年を記念して制作されるこの番組は、BS民放5局を横断する8時間の生放送。鶴瓶と安住アナが各局を代表する話題の番組を訪問し、各番組の出演者やスペシャルゲストとトークを展開していく。局から局への移動も完全生中継で、2人の音声をバックに各局自慢の4K映像を蔵出し。生放送ならではのハプニングにも期待できそうだ。

BS日テレでは鶴瓶がVTuberに変身し、BS朝日ではナイツ率いる平均年齢72歳の浅草芸人とひな壇トーク。全局を渡り終えた後には鶴瓶、安住アナのもとに各局の出演者が集い、BSフジ、BS朝日、BS日テレ、BS-TBSの4局で同時生放送のグランドフィナーレを迎える。なおBSテレ東ではフィナーレ第2部の様子を届ける。

昨日11月16日に都内で制作発表会見が行われ、鶴瓶、安住アナ、小松純也プロデューサーが登壇。小松プロデューサーは「いかんせん笑福亭鶴瓶さんという方とは予定通り進んだ例がございませんので、非常に心配しております。台本を覚えていただこうかと思っておりますけれども、たぶん覚えていらっしゃらないと思いますので」と冗談交じりに不安を述べつつ、「我々としては万全の準備をしておりますけれども、どうなるのかというところはぜひお楽しみにしていただければ」と見どころを語った。

鶴瓶は2003年の「27時間テレビ」（フジテレビ系）で泥酔して“やらかした”出来事を回想し、「27時間とかやりましたから。もう二度と出してもらえないですけど（笑）。だから8時間なんて小さいもん」と余裕の表情。「それをやったのはあの人（＝小松プロデューサー）ですよ！」と名指ししてみせると安住が「だから、今回はその様子を4Kで出そうと」と悪ノリし、鶴瓶は「きれいに映るで！ なんやそれ！ そんなことあらへん！」とツッコんだ。

また、安住は「お笑い演芸館＋」（BS朝日）での懸念として「不仲説が最近注目されているおぼん・こぼん師匠に対して、鶴瓶さんがどう絡んでいくか。収集がつかない恐れがある」とコメント。BSテレ東でのフィナーレ第2部にも参加してくれるか問われた鶴瓶は「出ますけど、飲んでいていいんでしょう？」と期待した。