横尾監督の実体験をもとに、両親の離婚で心に傷を負った青年とその兄が父を探すさまを描いたヒューマンドラマ。主人公・広永亮太役を
そんなアキラに対し、井浦は「現場でも確かに苦しんでいたんですが、そういう姿が逆に信じられて、安心して全部ぶつけていけましたし、アキラさんの表現しているものを全部受けたいと思った。苦しんでいる姿をとてもいとおしく感じていました」と述べ、「アキラさんとの共演は刺激的でした」と回想する。監督は「父親を知らずに育ち、父親を捜す物語を新さんとアキラさんに一緒にやっていただいた。優しさとは何か、亮太に教えてもらった気がします。家族の愛を少しでも感じてもらいたい」と作品について語った。
またイベント中には、第2子をもうけた横尾監督と亮太の妻・友里恵役の遠藤久美子夫妻のために、アキラがお盆芸で祝福する一幕も。ジャケットを脱ぎ通常の姿で再登場したアキラは「やっと正装で出られました」とほっとした様子。「でも本来人がいたらダメなゾーンに人がいっぱいいるんですよ(笑)」といつも以上にプレッシャーのかかる中で見事にお盆芸を決めて盛り上げた。
「こはく」は7月6日(土)より東京・ユーロスペースほか全国にて順次公開される。
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【イベントレポート】アキラ100%が苦しんだ映画撮影、弟役の井浦新「その姿が逆に信じられた」
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