7月28日に
今年2010年がコンビ結成10年目となり、2月に東京進出を果たしたばかりの笑い飯。「笑い飯全一冊」は、「M-1グランプリ」挑戦のラストイヤーとなる彼らのこれまでの芸人人生を凝縮した1冊だ。
本書には、西田や哲夫へのロングインタビューをはじめ、2人の盟友・千鳥からのメッセージや、バッファロー吾郎、麒麟、南海キャンディーズ山里、ネゴシックス、モンスターエンジン、作家の倉本美津留といった、彼らとゆかりの深い人物へのインタビューなどを収録。「あこがれの人対談」では、西田が大槻ケンヂと、哲夫が作家の佐藤多佳子と対談を行っている。
誌面では、西田の実家へ潜入取材を敢行。家族の口からは、「アメトーーク!」でおなじみとなった「イケてなかった」中学時代のエピソードなどについて赤裸々に明かされている。一方、哲夫の自宅に潜入し、その節約生活を検証する企画も。
そのほか掲載されるのは、島田秀平による「笑い飯手相占い」や、2人にまつわる用語を並べた「永久保存版・笑い飯大事典」、子供の頃の写真などを見ることができる「笑い飯秘蔵写真館」、2人きりの飲み会、西田と哲夫の2010年5月1日から5月31日までの日記など。これまでM-1決勝で披露してきたネタの本人たちによる全解説や、昨年2009年のM-1で大きな話題を呼んだ「鳥人」を彼らが描いたイラストも収録されており、M-1ファンにとっても垂涎の内容となりそうだ。
また、「笑い飯へ愛を込めて」と題したコーナーでは、坂本龍一やブラックマヨネーズ小杉、みうらじゅん、YOUといった多彩なジャンルの著名人からのメッセージも掲載。みうらじゅんは「笑い飯の、ああいうセンスが少しでも世間に漏れないようにと願い、ルミネに足を運んでた時期もあったのですが、もはや全国区でモロバレしてしまいましたね。残念ですが、大好きにかわりありません」と愛のあるコメントを寄せている。
笑い飯の芸人人生をはじめ、人となり、才能そのものについて、さまざまな角度からあぶりだした1冊。彼らのファンはもちろん、その魅力を再認識したいというお笑いファンは、ぜひ手に取ろう。
笑い飯哲夫のコメント
(昨年2009年1月に発売された)般若心経の本から、一気にぐちゃぐちゃな本になりました。ちなみに同日に発売されるDVD「見たら必ず行きたくなる笑い飯哲夫のお寺案内DVD~修学旅行でなかなか行けない奈良のお寺編~」を買ったら、同時購入特典があるらしいので、ぜひそちらもお買い求めください。
笑い飯西田のコメント
漢字がいっぱい書いてあるよ! 大人の人と読んでね!
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お笑いナタリー @owarai_natalie
コンビ結成10年の軌跡、「笑い飯全一冊」発売決定 http://natalie.mu/owarai/news/33556