今年4月よりレギュラー放送されている「東京03の好きにさせるかッ!」は、働く大人が日頃感じるイライラやあるあるをコントにし、東京03とゲストが披露する番組。レギュラー始動前、今年1月の特番から作家として携わっていたう大は「いつかはゲストで」と目標を立ててきたが、予想よりもはるかに早くそれが叶ったと笑顔。その一方で、「自分で書いて自分で出るっていうのは大きなプレッシャーですよね。『このネタ持ってきたんだ』っていう(東京03)飯塚さんの目が……」と緊張感もあったことを明かした。
そんな厳しい目で見ていないと否定する飯塚は「う大くんが書くコントは世界観が独特で、きめが細かくて本当に面白い」と絶賛。これまでもほとんど台本を直すことはなかったといい、「一緒にコントをやったことがなかったからすごく楽しみにしていて、実際すごく楽しかった」と共演を喜んだ。豊本も「毎回台本が面白い。う大くんに書いてもらっていいこと尽くめ。もっともっと書いてほしい」と信頼感を見せる。2人に対し、角田は「“作家先生”ご本人と一緒にやるということで、違う読み方してたら怒られるんじゃないかと考えてしまった。そういう意味で、僕はちゃんと楽しめていなかったかもしれないです(笑)」と正直な気持ちを告白。う大は「どのセリフもイメージ通りだった」とプレイヤーとしての東京03の底力を痛感した様子だったが、角田は「(イメージを)超えてはない?」ともっと褒めてほしいと言わんばかりに欲しがってみせた。
展開されるコントのテーマは「自意識」。自意識が邪魔して自分のデスクで仕事の電話ができない後輩社員と先輩、上司たち4人の掛け合いが繰り広げられる。トークパートでは、う大が「これは(台本を書いている)僕だけの楽しみ」と作家兼出演者である特権をアピール。「普段から自意識に苛まれていて、自分自身を救済するための回。大金持ちの楽しみみたい」と贅沢な時間を味わった。
その後は、何を恥ずかしいとするか、他人にどう見られるのが嫌か、といった「自意識」をテーマとしたトークで盛り上がり、飯塚が相方2人のちょっとした変化に鋭いということも明らかに。角田と豊本は、ファッションに新しいアイテムを取り入れたり、人の呼び方をあるタイミングで変えたりするのに、どうしても飯塚の目を気にしてしまうと話す。当の飯塚は「角ちゃんと豊本は飽きない」と2人の言動を楽しみながらチェックしていると語りつつ、自身も子供の頃、いきなり父親を「親父」と呼び始めるのではなく、恥ずかしい思いをするのを回避するため「親父」と呼ぶと宣言した瞬間があったことなどを思い出しながら自意識の強さを再確認していた。
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- 東京03の好きにさせるかッ! - NHK
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大竹真一郎 @athrun777
東京03ラジオ“作家”のかもめんたる・う大がコント参加「飯塚さんの目プレッシャー」(コメントあり) - お笑いナタリー https://t.co/Wt6DtIDMBt