今月5月21日(火)深夜にフェイクドキュメンタリー番組「人間の証」(フジテレビ)がスタートし、5月28日(火)深夜放送回に
この番組には、初回の橋本マナミを皮切りに、紺野ぶるま、鈴木亜美、今泉佑唯ら7名の女性が“フェイクな自分”になりきって登場。映画「愛の渦」「娼年」などを手掛けた三浦大輔が総監督と脚本を担当するほか架空の番組ディレクターとして出演し、彼女たちに密着インタビューしていく。
ぶるまの出演回は「紺野ぶるまが整形し、その過程を公表したいと言い出したら?」といったテーマが予告されている。臨場感のある展開はまるでドキュメンタリーだが、三浦とのやりとりは台本に基づくもの。芝居の中からも女性たちのリアルな部分が垣間見えそうな「人間の証」をお楽しみに。
紺野ぶるま コメント
──最初に企画を聞いたときの印象は?
「超面白そう!」っていうのと、「つまりそれどういう意味!?」っていうのと、「私ちゃんとできるかな!?」っていうのが同時に来て結果、無表情になってしまった気がします。
──撮影を終えての感想、手応えは?
めちゃくちゃ楽しかったです!! 「整形を決意した自分がいるパラレルワールド」にいる感覚でした。ただ、家に帰ってもカメラが回ってる気がして眠れなかったり、暴言を吐きそうになったり、尾を引きすぎて1人ハラハラしてました。あれ以上撮影を続けていたら、整形する資金を実際に借り入れに行っていた気がします。とはいえもうあそこに行けないのかと思うとすごく寂しいです。
──撮影時の印象的なエピソードは?
打ち合わせから撮影時までとにかく優しく、なんでも受け入れてくれた三浦さんですが、自宅ロケの際に私の部屋にあるカーペットの遊び毛がひどいことに気付いてからは徹底してカーペットの上に座らなかったこと。きれい好きな方なんだなあと思いました。
──紺野さんの回の見どころは?
合コンのシーンです。実際に仲のいい女子メンバーでやらせてもらったこともあり、かなり盛り上がったと思います。
三浦大輔(総監督・脚本)コメント
──最初に企画を聞いたときの印象は?
最初はフェイクドキュメンタリーみたいなことをやりたいという、漠然とした提案をいただいただけだったので、そこから企画を考え、立ち上げるのが大変でした。という印象です。
──女性陣と綿密な聞き取り・打ち合わせをして台本を作成したそうですが、その際に意識されたのはどんなことですか?
その女性の方が持っている世間的なイメージから、どうやって切り込んでいけば“物語”が生まれるのかを考えました。台本作成のために打ち合わせもカメラを回させていただき、僕がその方に対して興味を持っていることをすべて質問し、皆様、それに答えてくださりました。
──それぞれが演じるキャラクターの発想はどこから?
「もしも、その方がこうだったら、みんな驚くだろう」という意外性だったり、「やっぱり、そうだろう」という納得感だったり、まずは下世話な興味で視聴者が見たいと思わせるような設定を考えていきました。
──演じる女性にとっても初体験となる撮影だったと思いますが、女性陣の様子はいかがでしたか?
皆様、とても優しかったです(笑)。それぞれの方がそれぞれの思いで、このフェイクの世界を生きてくださりました。
──斬新なフェイクドラマを通じて視聴者にどんなメッセージを届けたいと思っていますか?
大仰ですが、「こんな面白さがあったんだ!」と、テレビの新しい楽しみ方を体感していただけたら、幸いです。
紺野ぶるまのほかの記事
リンク
- 人間の証 - フジテレビ
- 「私なんだけど、私じゃない…」 橋本マナミ、今泉佑唯らがなりきるフェイクな自分 - フジテレビ
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宇野維正 @uno_kore
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