昨日3月11日、東京・NHK放送センターにて特番「爆笑オンエアバトル20年SPECIAL ~平成最後の年に一夜限りの大復活!~」(NHK総合)の収録が行われ、初期「オンバト」を盛り上げた
このたび一夜限りの復活を果たす「オンバト」は、「懐かしトークコーナー」と「爆笑オンエアバトル2019」の2部構成。第1部は上記芸人たちがオンエアされた過去のネタを鑑賞しながらトークを展開し、第2部は
番組MCを務めるタカアンドトシ・トシは「昔は楽屋なんかでギスギスしていたのに、和気あいあいとして非常に楽しい収録だった」と対抗心をむき出しにしていたオンバト出演当時を思い出しながらコメント。はなわも「同窓会のような気持ちでウキウキした。久しぶりに楽屋でダンディさんが落ち込んでいる感じとかも見られた」と懐かしがった。アンジャッシュ渡部は「このメンバーで集まれたことがうれしい」と笑顔を見せつつ、「次集まるのは児嶋の葬式?」と冗談。すると児嶋が「なんで俺なんだよ、もっと早く死ぬ奴いるだろ!」とデリカシーのないツッコミでざわつかせた。
「オンバト芸人」と自称するますだおかだは545KB(=満点)の記録を持つ。増田が「オンエアバトルがあって、ますだおかだがある。もっともピュアでもっともフェアなお笑い番組」と思い入れを明かしたのに続けて、岡田は「昨今はスベリ芸とか言われていますが、オンバトは私の原点。ザ漫才です!」と宣言するも「(THE MANZAI は)ほかの番組だろ!」と総ツッコミを受ける。またオンエアされるたびに「545」と書かれたTシャツをもらえることがうれしかったと語ったが、満点を叩き出した当時、岡田が545KB=満点だと知らなかったことも収録中に紹介されてポンコツ扱いされていた。
この日の出演メンバーはプロダクション人力舎に関係する芸人が多く、おぎやはぎ矢作は「増田さんがピュアな番組だとおっしゃいましたが、こうやって見渡すとほぼ人力舎。これはNHKと人力舎の癒着。うちだけ社長も来てますから」とニヤリ。一方で「この番組のおかげで有名になれました」と感謝も忘れない。東京03飯塚も「僕らは出場者の中でも相当お世話になっている。前のコンビ(アルファルファ)でも20回くらい、東京03でも20回くらい出させていただいた」としみじみ。ドランクドラゴン塚地は「ボキャブラブームが去ったあと、お笑いのブームなんて二度と来ないと言われていた中、この番組に救ってもらった。食べられるようになって、借金も返せた」と語り、北陽・虻川も「私たちはネタがウケなすぎて休業していた。一念発起して、人生懸けてやるぞって思ったのがオンバト。お客さんが笑ってくれたおかげでがんばれた」と回想した。
オンバトにまつわる印象深かった出来事を聞くと、「あまりにオンエアされなくて最初から敗者コメントを考えていた」というダンディは「5連敗したあと次こそはとがんばったら受かりまして、岡澤さんに焼き肉をごちそうになったのが一番の思い出」と回答。増田は子供の頃からの憧れである長州力に「オンエアバトル見てましたよ」と言われたことだと感慨深そうに答えた。アンジャッシュは初登場がオフエアとなったことで2回目に挑戦するまでをNHKのカメラが追ってくれたことを振り返るが、渡部は「ネタ作りや稽古風景を撮ってくれたんだけど、普段ネタ作りのときにしゃべらない児嶋がカメラを前にしてベラベラしゃべり出した。『なんだこいつ?』って思った」と不愉快な記憶を掘り起こしてしまう。
取材会ではこのほか「あの頃から変わったこと」という質問が飛び、当時と比べて芸風が変わったと名指しされた面々がギャグを披露する一幕も。岡田が「ワオ!」、児嶋が「児嶋だよ!」でお約束どおりの失笑を買う中、ダンディは「二岡」「ペパーミント」と昔からのネタばかりを繰り出す。テツandトモはテツのアゴに椅子を乗せる大技を決めて報道陣のフラッシュを浴びた。
爆笑オンエアバトル20年SPECIAL ~平成最後の年に一夜限りの大復活!~
NHK総合 2019年3月23日(土)24:30~26:00
<出演者>
MC:
懐かしトークコーナー:
爆笑オンエアバトル2019:
ほか
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