「チコちゃん」AMDアワード大賞に、パラデルマンガ魂の巾着本多は新人賞

ナインティナイン岡村出演のバラエティ「チコちゃんに叱られる！」（NHK総合）がデジタルコンテンツなどの制作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'18 / 第24回AMD Award」で大賞にあたる総務大臣賞に輝いた。また魂の巾着・本多は新人賞にあたる江並直美賞を受賞。昨日3月4日、東京・明治記念館 富士の間でこの授賞式が行われた。

「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー / AMD Award」は、過去1年間に発表されたデジタルコンテンツの中から優秀な作品、サービスを選定し、その制作者個人やグループの功績を讃えるもの。DA PUMPの楽曲「U.S.A.」、ドラマ「おっさんずラブ」（テレビ朝日系）、映画「カメラを止めるな！」などが優秀賞に選出された。

パラパラマンガを飛び出させるアニメーション「パラデルマンガ」を考案した魂の巾着・本多は、「よしもとに入って12年間、売れない漫才師をやっておりました。仕事が来ることもない中、僕は寝坊をしてしまい、吉本興業から3カ月の謹慎を言い渡されました。そんなときにTwitterでパラパラマンガを描いたところバズってくれた」とマンガを描き始めた経緯を説明。「パラデルマンガとしてテレビに出させてもらったときに、気がついたら吉本興業は僕のことを『先生』と呼び始めました。今では仕事が来る快感を覚えて、吉本興業の手のひらに転がされている状態です」と述べて笑いを誘い、「サウス・バイ・サウスウエストに行かせてもらう予定で、世界も視野に入れていきたい。今後とも吉本興業とパラデルマンガ、本多修をよろしくお願いいたします」と挨拶した。

またチコちゃんは「とっても素晴らしい賞をいただきましてどうもありがとうございまーす！」と元気に一言。授賞式の司会を務めたTBSアナウンサーの笹川友里に「デジタルを日本語にすると？」と無茶ぶりし、言い当てられない彼女に「ボーっと生きてんじゃねえよ！」の決めフレーズを浴びせて会場を沸かせた。