往年のドタバタコメディが蘇る、花紀と岡八の名作DVD

5月26日に、DVD「蔵出し名作吉本新喜劇」シリーズが5作品発売される。

今回発売されるのは、1963年から1989年まで吉本新喜劇にて座長を務めた花紀京と、同じく1966年から1989年まで座長を務めた岡八郎出演作品。花紀は戦前にしゃべくり漫才で一世風靡した漫才師エンタツ・アチャコの横山エンタツの息子である。その才能を受け継ぎ若くして座長に就任、一流の勘と庶民の心を掴むギャグで新喜劇を大いに盛り上げた。

岡は、「奥目の八ちゃん」というあだ名で花紀と同時期に活躍。「くっさー」、「えげつなー」など、子どもから大人まで親しまれるギャグを多く生みだした。

当時2人のかけ合いは新喜劇の看板ともなり、自在にボケまくる花紀と想像もつかないギャグを繰り出す岡のゴールデンコンビ見たさに多くの人が劇場へと詰めかけた。

DVDでは、彼らのボケがふんだんに盛り込まれた吉本新喜劇の名作のほか、20年以上前の池乃めだか、中山美保、井上竜夫ら現在活躍中の座員の姿もみることができる。新喜劇ファンはこの機会に手にとってみては。