「M-1グランプリ2018」の決勝進出者発表会見が昨日11月15日に東京・NEW PIER HALLで開催された。決勝に進出したのは既報の通り、
会見では、ゆにばーす川瀬が「西の漫才師、ぶっ殺します」と関西芸人への敵意を剥き出しにするが、陣内から「お前も西やないか!」とツッコまれる。また、かまいたち山内は「漫才とコントで頂点を獲り、ネタの神になります。そのあとは地方を回ってちっちゃい子にお笑いを教えます」と独自の野望を語っていた。
会見後の質疑応答コーナーでは「準決勝のネタが終わって決勝進出者発表の瞬間まで何をしていたか?」という質問が。これに対し、ジャルジャル後藤は「スーパーマラドーナ武智さんに喫茶店に連れていっていただいて、お腹ペコペコやったんですけど言い出せず、アイスコーヒーしか頼ませてもらえませんでした。その間は武智さんの決勝進出者予想を聞かされていました。ほぼ当たってました」と回答する。
そんな武智は「あなたにとってM-1グランプリとは?」という問いに「本当に大好きな大会。何億年という地球の歴史の中でM-1のある時代に生んでくれたお母さんに感謝です」と熱いコメント。またギャロップ林は「ずっと(決勝に)出たかった大会。売れてる同期や後輩も目の色を変えて挑んでくるところ。そういう人たちに勝つところを見せられる場所だと思います」と語ったが、周囲からは「ハゲなのにカッコつけてる」「本当はもっと喜びたいはずなのに抑えてる」とガヤを飛ばされていた。
唯一の非よしもと勢であるトム・ブラウンの布川は「地下のお笑いライブから勝ち上がったのは僕たちだけなので、地下に夢を見させたいと思います」と宣言。また和牛・水田は「僕らが優勝して、日本の漫才の素晴らしさを世界中に広めたい。そのあとも出続けて大会のレベルを上げ続け、最終的には審査委員長としてがんばりたいと思います。相方も一緒です」と述べてみせ、相方・川西は「違うけど……尺的にそれでいいわ!」と質疑応答コーナーを締めくくった。
決勝戦は12月2日(日)にABC・テレビ朝日系で生放送される。会見では、ネタ順が前回同様に「笑神籤(えみくじ)」で決められることが発表された。「笑神籤」とは、決勝戦メンバーの名前が書かれた“おみくじ”を生放送中に1組ずつ引いていき、名前が出たコンビがそのまますぐにネタを披露するという方式だ。
質疑応答コーナーでの各コンビの回答
──準決勝のネタが終わって決勝進出者発表の瞬間まで何をしてましたか?ギャロップ林:アイスラテを飲んでいました。
トム・ブラウン布川:牛丼を食べていました。
ジャルジャル福徳:台湾料理を食べに行ってました。チャーハンを頼んだんですけど、なかなか来なくて、「チャーハン頼んだんですけど」「あ、すみません!」みたいなやり取りがありました。
ジャルジャル後藤:スーパーマラドーナ武智さんに喫茶店に連れていっていただいて、お腹ペコペコやったんですけど言い出せず、アイスコーヒーしか頼ませてもらえませんでした。その間は武智さんの決勝進出者予想を聞かされていました。ほぼ当たってました。
スーパーマラドーナ武智:決勝進出者予想をほぼ当てました。2組だけ外しました。
スーパーマラドーナ田中:何もしてなかったです。
かまいたち濱家:見取り図のリリーと「ええ結果やったらええな」と言いながら、げんを担ぐ意味でカツオを食べていました。
かまいたち山内:霜降り明星せいやを誘って喫茶店に行こうとしたんですけど「去年も誘われて落ちたから」という理由で断られました。ふざけるなよ、お前! ぶち殺すぞ!
見取り図・盛山:霜降り明星せいやとご飯を食べに行ってました。
ゆにばーす川瀬:手応えがなかったので現実逃避するため、すぐ近くの船着き場で船が出港するところを相方と見てました。
ゆにばーす・はら:タワーマンションを見ながら「10人でお金を出し合えばあそこの屋上に住めるんじゃないか」という話もしてました。
霜降り明星せいや:盛山さんとご飯に行ってました。2組とも決勝いけてたんでほんまによかった!
霜降り明星・粗品:ベーコンを焼くアプリをやってました。1時間くらいやってたらチャーシューも焼けるようになって「おっ」と思いました。
和牛・水田:相方と決勝に向けて漫才の稽古をしていました。自分らは信じてたんで。「決勝行くぞ」って言ったら、相方も「そりゃそうやろ」と言ってくれた。波止場で漫才してたら、通りかかった船のおっちゃんに「君たち、めっちゃおもろいやん!」と言われました。それで自信がつきました。
和牛・川西:なんの嘘やねん! 俺、ギャロップ林さんとコーヒー飲んでたから!──あなたにとって「M-1グランプリ」とは? 意気込みも教えてください。
ギャロップ林:ずっと(決勝に)出たかった大会。売れてる同期や後輩も目の色を変えて挑んでくるところ。そういう人たちに勝つところを見せられる場所。
トム・ブラウン布川:地下のお笑いライブから勝ち上がったのは僕たちだけなので、地下に夢を見させたいと思います。
ジャルジャル福徳:高校3年生のときに始まった大会なので優勝したいと思います。
スーパーマラドーナ武智:M-1は本当に大好きな大会。何億年という地球の歴史の中でM-1のある時代に生んでくれたお母さんに感謝です。
かまいたち濱家:M-1は本当に素晴らしい大会だと思っています。結果発表のときは自分のこと以外でも胸が熱くなるところがあった。その気持ちをすべて決勝にぶつけたい。
見取り図リリー:僕ら、去年が6位やったんで……。
見取り図・盛山:出たことないやん! 初ファイナリストやから。
見取り図リリー:記者の人を騙せるかなと思って。
見取り図・盛山:騙せるか! 僕はゆくゆくはアジア初のローマ法王になりたい。
ゆにばーす川瀬:優勝しか意味がないんで優勝を目指します。
ゆにばーす・はら:平成が終わりますよ。
ゆにばーす川瀬:なんやそれ。
霜降り明星せいや:奨学金が400万円くらいあるんで優勝して一括返済したい。
霜降り明星・粗品:「R-1ぐらんぷり2018」で2人とも決勝に行ったんですけど、ボコボコに負けたんで、コンビそろったら強いねんぞというところを見せつけたいです。
霜降り明星せいや:「せっせっせいや」っていうリズムネタが0歳から2歳の人しか笑わない。大人も笑かせるんやぞというところを見せたい。
和牛・水田:M-1は日本の漫才のレベルを上げるいい大会だと思っています。僕らが優勝して、日本の漫才の素晴らしさを世界中に広めたい。そのあとも出続けて大会のレベルを上げ続け、最終的には審査委員長としてがんばりたいと思います。相方も一緒です。
和牛・川西:違うけど……尺的にそれでいいわ!
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