「ノーマーク爆牌党」は、片山まさゆきが1989年から1997年まで連載していた麻雀マンガを富澤昭文が実写化する作品。相手の手牌を読み切り、余り牌を狙うという天才的な打牌「爆牌」を武器にする爆岡弾十郎を石田、「爆守備」と呼ばれる堅い打ち筋が特徴の鉄壁保を矢本が演じる。
今作のオファーを受けたときの心境を、石田は「麻雀が好きなのでうれしく思ったと同時に、爆岡役と聞いてめちゃくちゃ不安も感じました。僕は性格的には鉄壁やし、キャラクターが全然違う。でも不安よりもワクワクのほうが勝っていました」と回想。また矢本も「麻雀をやったことがなかったので、そこへの不安は半端なかったです。でもお笑い好きなので石田さんに会えることは楽しみで、そういうミーハーな気持ちが自分の中に大きかったので、僕も最終的にはワクワクが勝っていたと思います」と語る。
石田は自身が演じた爆岡弾十郎について「自分のカッコ悪くて弱い部分を人に見せられない昔の人という印象でした。彼の内面は葛藤が渦巻いていて、強がっている部分があると思います」とコメント。これには矢本も同意し、「実は爆岡が小心者で、意外と鉄壁の中身が男らしかったりするという逆の構図になっていて、パフォーマンスだけが別の方向にいっているような感じなのかなと思います。爆岡を見ていて自分のように感じて、爆岡も鉄壁を見ていて自分を見ているような感じになる。表裏一体な感じがしてすごく面白いし奥深い」と分析した。
最後に石田は「麻雀という題材ではありますが、甲子園みたいな熱いアマチュアのドラマがあるので、楽しみにしてほしいです」と改めて作品をPR。矢本も「“青春スポ根系”の麻雀映画だと思います。麻雀に興味ない方々でも観やすい内容になっていると思うので、ぜひ映画館で観てください!」と呼びかけた。
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