芸歴2年目、ワタナベエンターテインメント所属のGパンパンダ。中学からの同級生で、最初にネタを披露したのは文化祭だった。お笑いをやりたかった星野が相方を募集したところ、定員1名に対して一平ただ1人が立候補。それ以降は文化祭でネタを披露し、進学した早稲田大学ではお笑いサークルに入って活動したが、2人とも就職する。お笑いを続けたかった星野が別の相方と活動を始めようとした直前で、「お笑いやらないと人生ダメだな」と思い直した一平が星野に連絡したという。
優勝した今の心境を聞かれると、「こんなことがあっていいのかっていうくらいうれしい。バチが当たらないか心配です」と星野。囲み取材の前に記者たちがICレコーダーをセッティングしていた際には「こんなに(レコーダーが)置かれるんだ……。電子機器が多いな」と初めての体験に驚きを隠せない。「メイクをしてもらったのがうれしかった」とも述べて記者陣の笑いを誘う。一平は「普段めちゃくちゃしゃべる人なんですけど、Bブロックで勝ったときも優勝したときも衝撃が強すぎて頭が真っ白になって、一言もしゃべれなくなってしまって。それが心残り」と悔しがり、「これから優勝者としての風格を持っていきたい」とコメント。終始興奮気味に話し、「あー! これじゃあトークの仕事来なくなっちゃう!」とそのユニークなキャラクターを覗かせる場面も多々あった。
今大会ではネルソンズ、ミキ、アインシュタインといった「NHK新人お笑い大賞」本選経験者ら先輩たちを撃破。星野は「勝ちたいとは思っていたけど、勝てるとは思ってなかった。リハで僕たちが優勝するていで紙吹雪を降らせてもらって、『今日はこれで満足だ』くらいの気持ちでした。2回(紙吹雪を)浴びられたので本当にびっくり」と改めて驚きを言葉にする。「全国ネットでネタをやるのは初めて」とのことだが、「アイドルファン」「データボクシング」の2本のコントでしっかり笑いを取った。一平は「1本目、実は飛ばしていたり、2本目は歯が唇に張りついてたりしてて。それが気になっちゃってやばいやばい!って思ってたら、ネタが終わってて優勝していたという。走馬灯のような時間でした(笑)」と戦いを振り返る。
星野は公認会計士の資格を取得しているが、お笑いを諦めるつもりはなかったそうで、「今夢が叶っているのでうれしいです」と噛みしめた。「事務所の先輩でサークルの先輩でもあるハナコの岡部さんがキングオブコントで優勝してからずっと眠りが浅い。遠くに行かれちゃってる、追いつきたい、でもすごい高い壁。キングオブコント優勝したいです」と今後の目標を明かす。一平は「お笑い最高だと思います。人が笑ってる空間がこの世で一番平和だと思っていて、その空間にずっといられるっていうのもそうですし、その空間を作り出せる人になれたら」と語った。
※記事初出時より写真を追加しました。
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