2016年10月に死去した小路啓之の同名マンガが原作の本作は、大阪の寂れた帽子店で暮らす40歳目前のニート・城宮と5歳の少女ヨヨ子の穏やかな生活がある衝撃的な事件によって崩壊してしまうさまを描いている。ジュニアは台本を読んで「この女の子によって変わるんやろな」とヨヨ子役に映画が左右されると思っていたことを述べたうえで、平尾を「ただの天才」と表現。ビンタするシーンなどを回想しながら「思いっきり行けるかな?ってところも行けるんですよ。よう考えたら行けたんじゃなくて、行かさせられた。完全に手綱を取られてた」と絶賛する。
これを受けて、平尾は「千原さんが優しくて、たくさんお話しもしてくださったので、リラックスして演技することができました」とコメント。ジュニアも「学校で流行っていることを教えてもらったりして楽しかったです。編み込んだカラフルなブレスレットをくれて、撮影のとき以外はずっと着けていました」とはにかみながら撮影中の2人の交流を明かした。
キャスティングの決め手を聞かれた監督は、「(城宮役は)ジュニアさん以外ありえないと思った。原作とは違うテイストにはなっているんですが、ジュニアさんの何が起こるかわからない感じを大切にしながら作っていきました」と説明する。平尾についても、ジュニアと同じく「子役じゃなくて天才だったんです」と絶賛。またクランクインからちょうど3年でようやく公開を迎えられ、「映画がどうなるかわからない状況で先生が亡くなってしまった。お客さんに観てもらえるようになりました、と先生にご報告したいと思います」と感慨深げに語っていた。
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