「コヤソニ」開幕、崎山蒼志の堂々パフォーマンスに“親戚のおじさん”小籔感激

本日9月15日、小籔千豊が主宰する「KOYABU SONIC 2018」が大阪・インテックス大阪にてスタートした。

「KOYABU SONIC」は2008年、小籔が自身のヒップホップユニット・ビッグポルノで大規模フェスに出演してみたいという思いから自ら立ち上げた音楽とお笑いのイベント。2014年にビッグポルノ解散に伴って幕を閉じたが、小籔がドラムを担当する吉本新喜劇ィズの始動にあわせて昨年2017年に復活した。今年は9月17日（月・祝）までの3日間開催され、スチャダラパー、カジヒデキ、EGO-WRAPPIN‘、キュウソネコカミ、ゲスの極み乙女。、サニーデイ・サービスといったアーティストや、笑い飯、ダイアン、矢野・兵動、中川家、ロバートなどさまざまな芸人が登場する。

初日の本日、AbemaTV「日村がゆく！」の企画「高校生フォークソングGP」で注目を集めた高校生シンガーソングライターの崎山蒼志が登場。彼の堂々たるパフォーマンスを観た小籔は「すごーい！ 我々おっさんたちはええもん観たなあって感じ。ありがとう」と感激し、「崎山くんが売れたときに、『コヤソニ』出ててんで！とイキりたい気持ち2割、あとの8割はほんまに親戚のおっさん目線で見守りたいという気持ち。他人の評価を気にせんとすくすく育ってほしい」と温かいエールを送った。また崎山のことが気になる小籔は素朴な質問をぶつけてみる。趣味や好きな食べ物などを聞かれた崎山は「ハードオフに行くこと」や「ざるそば」が好きだと素直に答え、会場を和ませた。

その後の囲み取材も2人で応じ、崎山は恐縮しながら「呼んでいただけて本当にありがたい。本当に楽しかったです」とコメント。「コヤソニ」が人生一番のビッグステージだったといい、小籔に「出てよかった？」と尋ねられると「はい、本当によかったです」とうなずいた。憧れているきのこ帝国の佐藤千亜妃とバックステージで対面できたそうで、「挨拶して泣きそうになりました。いろいろ思い出して。きのこ帝国が大好きでずっと聴いていたので、ご本人に会っていろんな感情が湧き上がってきた」と興奮気味に話す場面も。そんな崎山に、小籔は再度「原生林に生えてる草みたいに、手つかずのままがいい」と自分らしく進むよう優しく語りかける。なお崎山が「コヤソニ」のラインナップで気になる芸人は「霜降り明星」とのことだった。