バイきんぐ小峠、KOC準決勝「全部面白かった！」西村は決勝で新鮮に観る

本日9月7日に東京・マイナビBLITZ赤坂にて「キングオブコント2018」の記者会見が行われ、今大会で決勝進出の可能性を残した32組が会場に集結する中、KOC公式アンバサダーのバイきんぐと池田美優、9月22日（土）の決勝でダウンタウン浜田と共にMCを務める女優の葵わかなが登壇した。

ファイナリスト10組の顔ぶれは従来のように事前には公表されず、決勝の生放送内で随時発表されていく。その10組本人には非公開の場であらかじめ決勝進出が伝えられることもアナウンスされた。本日の会見でMCを務めたあべこうじは「芸人さんはくれぐれも『ダメだった』とか『来年がんばる』とか一切SNSで書いてはダメです」と注意事項を伝えたあと、「お客さんから『どうでした？』と聞かれるのが一番辛い。そうなったらどうする？」と、決勝進出できたか否かを秘密にしなくてはいけない芸人たちを軽快な口調で気遣った。

2012年のKOC王者でもあるバイきんぐが壇上に姿を見せ、小峠が「今や伝説として語り継がれている2012年」と自画自賛すると、あべも「キングオブコントの地位を上げてくれたのはバイきんぐなのでは？」と同意。さらにこの発言を「そうですか？」とすんなり受け入れる様子の西村に、小峠は「お前はガチでなんにもしてない！」と苦言を呈する。本日行われた準決勝の様子について「全部観させていただいた」という小峠は「全部面白かった！ 毎年レベルアップしている」と絶賛する一方、「こいつは1組も観ていない」と西村を批判するが、西村はこれを否定せずに「決勝本番に新鮮な形で観たい」と持論を展開。最後に小峠はアンバサダーとしての目標を「演者の目線でいろいろお伝えできれば」と語った。

KOC決勝で初めてMCを務める葵に対して、浜田から寄せられたという手紙が紹介される場面も。あべが文面を読み上げたが、そこに書かれていたのは「わかな、頼むね」のひと言だった。その簡素な内容に、小峠は「舞台袖に行ったら真っ先に捨てるでしょうね」と葵の行動を予測する。葵は「皆さんが一生懸命コントをされるように、私も一生懸命MCを務めたい。芸人の皆さんと同様に戦っているつもりでがんばりたいと思います」と意気込みを述べた。

決勝の審査員はダウンタウン松本、さまぁ～ず、バナナマンの5名。ファイナリスト10組は1回目のネタを終えた段階で得点の高い3組に絞られ、最終決戦で合計得点のもっとも高い組が王者となる。TBSのオフィシャルサイトでは決勝のスタジオ観覧希望者の募集がスタートした。