「国産洋画劇場」は誰もが知っている洋画を彷彿とさせるような“和製洋画”を届ける一風変わったエンタテインメント番組。役者、ロケーション、スタッフ、機材などすべて“国産”にこだわり、日本人ならではの視線で物語を描く。会見に登場した秋山は俳優を思わせる風格を漂わせながら司会を務める映画パーソナリティ・伊藤さとりと握手。そして舞台上に迎えた共演者の友近とも固く手を握りあい、作品が完成した感想を聞かれると報道陣に背を向けて感極まってみせた。
“国産”へのこだわりは強く、「国産の会場で会見できてうれしい。今日来てくれた記者さんも国産、機材も国産です」と笑顔の秋山。「スタッフも海外ロケに行った人は外した。海外のウイルスを持ってきているかもしれませんから。国産のウイルスならいいんですけど」と徹底ぶりを明かす。闇相撲の賞金で生計を立てる力士が、愛する人の後押しを受けて世界大会に挑む1作目「六城」について、似た設定の映画を知っている気がすると述べた伊藤に対し、「洋画を観たことがない」という2人はピンと来ない様子で「完全にオリジナル」と胸を張る。「似ている」と疑われるテーマソングもオリジナルだといい、「トゥトゥートゥーって(音が)下にいくんです」とこだわりのメロディを実際に歌ってアピールした。
「六城」の中にはキスシーンもとい“接吻する場面”も。秋山は「緊張はありました。撮影日までにいろいろな方と、お金を払って練習させていただいて。1つの接吻に対して12、3万払いましたかね」と準備したことを告白。友近は「(友近演じる女性)遠藤は男の人を知らないので、そういう感じを出した」と説明しつつ、先日の会見で水谷千重子も好きだと話していた五社英雄監督の影響についても語った。
貧富の差がある男女が船で出会い、異常気象によるアクシデントに巻き込まれる2作目の「船と氷山」では「船の突先で披露するとあるポーズ」が注目のポイントとのこと。3作目として「ずっと追われている感覚」になる「激突き!」も配信予定だという2人は、「わかんないけど、オバケを退治する除霊集団の作品をやってみたい」(秋山)、「歌うのが好きなので、有名な歌姫とそれを守る警備保障みたいな」(友近)とまだまだ撮りたい作品があるようで、シリーズの長期化に期待していた。
「国産洋画劇場」は全5話。本日より毎週金曜に最新話が順次配信される。
なお、お笑いナタリーでは秋山と友近のインタビューを掲載。「国産洋画劇場」を立ち上げた経緯や互いへのリスペクト、共通する笑いのルーツを掘り下げている。関連する特集・インタビュー
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絶対面白いやつ。