今秋に全国公開される予定の映画「銃」に
「銃」は、中村文則のデビュー作となる同名小説を
中村文則 コメント
拝見したとき、「物凄い映画を観た」と思いました。僕のデビュー作「銃」は、発表後16年近く経ってもずっと版を重ねている、とても大切な作品です。奥山プロデューサーや武監督がこれ以上ない形で、この原作を見事な映画にしてくださいました。主人公のトオル役は天性のものがなければ難しい役ですが、村上さんは完璧で、ほかの役者の方たちも、あまりにも見事で大変驚くことになりました。原作者としても、一映画ファンとしても、この映画の誕生を大変うれしく思っています。
奥山和由プロデューサー コメント
「いつかギラギラする日」「GONIN」から20年以上経ち、やっと自分の分身と言える映画をプロデュースできました。村上虹郎はまさに100年に1人の天才。監督の武さんは100年に1人の努力家。そこにこの原作。傑作にならないわけがない。自分という精神の生存競争を表現できたという奇跡を感じたのは「ソナチネ」以来です。
武正晴監督 コメント
2017年夏、中村文則さんの原作が、僕たちスタッフ、キャストを熱狂の撮影現場へと導いてくれた。何よりも村上虹郎の20歳の夏を撮れたのは、監督冥利に尽きます。原作者の中村さんと初めてお会いした時に「銃」を書いた青春時代についてお話ししてくれた。僕はこの映画を青春映画にしようと決意し、中村さんが「銃」を書いた西高島平を撮影場所と決め込んだ。
村上虹郎 コメント
このたび映画「銃」の主演を務めさせていただきます。監督と1ミリのズレもなく同調し築きあげた“私”役という存在を武組のみなさんに切り撮っていただきました。奥山和由さんプロデュースのもと、中村文則さんの第一子にして宝物のような“銃”を最高の形でみなさまに届けることができると思います。ご期待ください。
広瀬アリス コメント
今回ヨシカワユウコという役を演じさせていただいて、作品の中では唯一救いの手を差し伸べるような、平和な空気を感じさせてくれる存在でした。そうであるために、撮影のときは村上虹郎くんとはあまり会話をせず、2人の無言の空間をとても大事にしていました。学生のときに感じる孤独感やモヤモヤ。答えのない感情を繊細に描いている「銃」という作品に参加できたこと、とてもうれしく思います。
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リンク
- 映画『銃』公式サイト
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“村上虹郎が主人公・トオル役、広瀬アリスがヒロイン・ヨシカワユウコ役を務めるほか、リリー・フランキー、日南響子、新垣里沙、岡山天音らが脇を固める”/ジャルジャル後藤が映画「銃」に出演、主演は村上虹郎 - お笑いナタリー https://t.co/DrOrrV1Y9k