昨日4月7日に大阪・オリックス劇場にて「第53回上方漫才大賞」の発表が行われ、この模様は関西テレビ、ラジオ大阪で生放送された。大賞を受賞したのは
ダイアン西澤は「受賞を聞いたときもピンと来ないくらい信じられなかったんですけど、今はすがすがしい気持ち」と心境を吐露。津田は「最高にうれしかったです! ゴイゴイスーです!」と自身のギャグを交えて喜びを語った。
また会場には
各受賞者のコメントは下記の通り。
受賞者 コメント
ダイアン
──受賞した感想は?
津田:もらえると思っていなかったのでびっくりしました。ずっと欲しかった賞なので、本当にうれしかったです。
西澤:大賞をいただけるようにライブなどを精力的にがんばっていたんですけど、本当にいただけると思っていなかった。いいタイミングでいただけてうれしいです。
──お二人にとって「上方漫才大賞」とは?
津田:今まで大賞を獲ってる人ってすごい人しかいないので、漫才師として一番欲しい賞だと思っていました!
西澤:歴史がすごいので、そこに名前を残していただけることになって、まだドッキリなんかなって信じられません(笑)。
──この春から東京進出です。
西澤:すごくいいタイミングでいただけて励みになりますし、より「ピリッ」とすると言いますか、もっと精進しないといけないなと感じています。
津田:東京行ったらこの賞は遠ざかるかなと勝手に思っていたので、最高のタイミングでもらえてめちゃくちゃうれしかったですね。
和牛
──受賞の感想は?
川西:すごいうれしいです! 光栄です! 「奨励賞」という言葉の通り、「これからも漫才していってくださいよ」と背中を押してもらえている気分です。
水田:歴史ある賞ですから、素直にうれしいです! 関西で漫才してきたことを褒めてもらえたような気がしますね。
──ネタの手応えは?
川西:もちろんないわけではないですけど、獲るとなったらウケだけではないですからね。
水田:去年も奨励賞負けていますし、新人賞も負け続けて獲れなかったので、「どうなんやろ今年は?」とドキドキしながら、でもネタ中は楽しんでやりました。
──お二人にとって「漫才」とは?
水田:生き様ですよね。おじいちゃんになっても漫才するという気持ちは2人共一緒です。
川西:これは番組で一度共演させていただいた真壁刀義さんの「プロレスって生き様やから」という言葉にふたりとも感銘を受けて、漫才も同じやなと思っています。
──大賞も見えてきましたか?
水田:いやー想像つかないですけど……。いつかは大賞を獲れるような漫才師になりたいです。
川西:自分たちの漫才師人生の中には入っている目標なので、それへのステップは1個上がれたかなという感じです。
──賞金150万円の使い道は?
川西:いつも賞レースに出るときは賞金の使い道を聞かれるので、その前に考えて「○○に使います!」とか言ってて、でも僕らなかなか賞を獲れないままずっときているので、今回は何も考えてなかったです。無欲の勝利ですかね。
祇園
──受賞した感想は?
櫻井:2013年の「上方漫才大賞」で前説をやりまして、後輩が獲る瞬間を舞台袖で見ていたので、今回自分たちが獲れて非常にうれしく思っております。
木崎:本番中も言わせてもらったんですけど、賞を獲ったことがないのが唯一のコンプレックスだったので、今はパーフェクトになれたんじゃないかなと思います。
──ネタの手応えは?
木崎:正直、記憶があんまりありません。たくさんのお客さんがいて、圧巻されて。でもネタ中は気持ちがよかったです。
──賞金100万円の使い道は?
櫻井:姉の子に貢ぎたいと思います!
木崎:僕はエステに全額ぶっこもうと思います。
──賞レース初タイトルです。
櫻井:後輩が獲るところをずっとテレビで観ていることがこの10年ありましたので、漫才師としての資格をもらったような気持ちです。
木崎:いろいろと賞レースに出させてもらったんですけど、どんどん敗者コメントがうまくなってきている自分がいて、それが本当に嫌だったんですけど、今「どうですか?」と聞かれて「勝つとなんて言ったらいいんや?」っていう真っ白な木崎にビックリしてますね(笑)。由緒ある一番欲しかった賞だったので、感無量です。
※祇園・木崎の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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