DVD「
このDVDには今年2018年2月に東京グローブ座にて開催された南キャンの結成15年にして初の単独ライブ「他力本願」の様子が収録される。このライブについて山里は「南海キャンディーズでやる漫才ってこんなに楽しいんだ、とネタ中ずっと感じていた。こんなに楽しく漫才できる日が来るんだな、単独って大事だな、と思えた」、しずちゃんは「やる前はすごく怖くて、ネタを覚えられるのか不安いっぱい。でも幕が開いたらお客さんが受け入れてくれて、そこから楽しかった」と振り返る。
初の単独ライブに臨んだ理由として、山里は「M-1グランプリ」に再挑戦した話を交えて、しずちゃんの“単独やりたい欲”と「JUNK 山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ)のリスナーへの恩返しのタイミングが合致したと説明。しずちゃんはその“単独やりたい欲”について「ボクシングをやっていたからか、試合みたいなものにまた出たい、できるだけ殴り合いたいっていうのはありました(笑)。自分のベースとなるものをやらないとアカンと不安になった」と独自の表現で語る。また「コンビ仲が昔よりもだいぶよくなった。世間話もたまにする」(しずちゃん)、「過去を振り返って今がベスト」(山里)とコンビ仲が改善されたことが初単独のきっかけとなったことも隠さない。
「不毛な議論」のリスナー投稿から選ばれたネタを披露するのが、以前から南キャンが他の芸人と取り組んできた「他力本願ライブ」の特色だ。山里はそんなリスナーへの思いを「第1回から助けられている。単独ライブはその集大成です。漫才の台本にめちゃくちゃ時間を割いて、南海キャンディーズの新しい形を探してくれて、いい意味で追い詰めてくれた」と感謝の言葉を連ねる。しずちゃんも近年「不毛な議論」にたびたび出演しているが、山里曰く「ゲストにしずちゃんを呼ぼうという話は早い段階からあったけど、『僕の場所なんで』と言って断っていた」とのこと。最近のしずちゃんとのラジオ共演を振り返り、山里は「相方がシンプルに面白い。コンビとしてのいろんな武器が見つかって、ネタに取り入れられた。全部優しくフォローするみたいな感じのノリが丁寧にできた」と語った。
初単独ライブでは漫才のみならずラブレターズ塚本が書き下ろしたコントも披露され、山里が「僕はドラマに出たことなくて演技も大根。相方は練習のときから女優感を出しやがるから『うるせーな』と思った(笑)」と自虐的に述べて笑いを誘う。しずちゃんが「山ちゃんはホンマに演技ができないから、塚本くんに台本を修正してもらった」と話すように、コントのセリフ量が当初の予定よりも大幅に減ったという山里は「ラブレターズ溜口が『童貞感めっちゃ出すの上手ですね』と褒めてくれた」と自らの役者ぶりに胸を張ってみせた。
DVDにはライブ本編はもちろん、南キャンがライフを振り返るオーディオコメンタリーや、今年2月の「不毛な議論」で生放送された「単独ライブ延長戦」の映像の一部も収録。山里の誕生日でもある4月14日(土)正午には東京・タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIOにて、同日17時には千葉・ニッケコルトンプラザにてDVD発売記念イベントが行われ、同店舗でのDVD購入者を対象としたトークと写メ撮影会が実施される。
関連記事
南海キャンディーズのほかの記事
リンク
- 南海キャンディーズ | YOSHIMOTO MUSIC ENTERTAINMENT CO.,LTD./よしもとミュージックエンタテイメント
- JUNK山里亮太の不毛な議論|TBSラジオFM90.5+AM954~聞けば、見えてくる~
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
㍿こんにちあーりん🌷 @Arin_Yasu
南キャン初単独ライブに山里「こんなに楽しく漫才できる日が来るんだな」 - お笑いナタリー https://t.co/9VKkTdETkq