本日3月22日発売の「週刊文春」(文藝春秋)3月29日号に、
これは昨年2017年に単行本の形で発表された「アナログ」(新潮社)に続くたけしの小説。400字詰め原稿用紙80枚相当のボリュームで、掲載にあたりたけし自ら挿絵を2点描いた。
ビートたけし コメント
書くきっかけは、ガキの頃、初めて飼った野良犬のチビの思い出があったからですね。お袋から棄ててこいと言われて、棄てるんだけど必ずウチへ帰ってくる。最後に町外れまで連れてくと、俺が迷子になっちゃった(笑)。チビが家まで無事に案内してくれたんで、お袋も「なんて頭のいい犬だ」なんてね。結局、飼い方も知らなかったんで満足に世話できなかった。犬の思い出と現代人の孤独が繋がった時に作品が生まれたと思う。こんな時代だし、大人のメルヘンとして読んで貰えたらありがたいな。
「ゴンちゃん、またね。」あらすじ
うだつの上がらない小説家志望の則之は、自己啓発雑誌のインタビューテープ起こしや記事まとめのアルバイトで糊口をしのいでいる。
両親を亡くし、恋人にも去られた則之の現在のパートナーは、一年前から飼っている愛犬のゴン。ゴンとの遊びや散歩のひとときは、仕事に疲れた則之にとって唯一の安らぎだった。
ところが、ある日、彼らの暮らしに大きな事件が起きる……。
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