「小島よしお&狩野英孝のチャリお遍路」は、四国八十八カ所をロードバイクで巡る“チャリお遍路”に小島と狩野が挑戦する番組。取材会で小島は「7年前から2人でトークライブをやっているんですが、その中で『一緒に冠番組をやりたい』ってずっと言っていたので、めちゃめちゃうれしいです」と喜びを語る。しかし狩野は「僕は真逆。次のロケが来ないでほしいと思ったほど過酷でした」と本音を明かし、小島から「全否定じゃねえか!」とツッコまれた。
その後も狩野からは「芸人人生でベスト5に入る過酷さ」「ロードバイクに乗ったのが初めてだったんですけど、サドルが固くてお尻が痛いし、ずっと前傾姿勢だから腰も痛いし、怖いし、ギアもややこしいし……」と不満が止まらない。一方、旅のよかった点に関しては「現地で出会う人がすごく優しい。最近はネットで誹謗中傷ばかりなので、世の中に敵しかいないと思ってたんです。でも、このお遍路で『人間ってめちゃめちゃ優しいんじゃん!』って気付かされました」と語った。
ロケ中の狩野について、小島は「文句が多い。俺のほうが先輩なのに腰を揉んでもらおうとしてくる。しかも『揉んでください』ってお願いするんじゃなくて『揉んどく?』みたいなテンションで言ってくる」と不満げ。これに対して狩野は「僕はいろいろあって、しばらく薄暗いところで過ごしてたから体力に差があるんですよ。つらいのは僕ばかり!」と反論し、さらに「やっとお寺に着いたと思ったら何百段も階段があって。でも小島さんは孫悟空みたいにタンタンタンって上がっていくんですよ。必死に追いつこうとしてるうちにイライラしてきちゃって……ギブアップしてやろうかなと思いました!」と言いたい放題だ。
また記者から「ロケ中、お互いに『こんな一面があったんだ』という気付かされた場面はありましたか?」という質問が飛ぶと、小島は「お昼休憩のときに分厚くておいしいお刺身を食べたんですけど、狩野ちゃんが『俺、分厚い刺身嫌いなんだよね』って……。どこまで文句言うんだって思いましたよ(笑)」と話す。これについて狩野は「それくらい追い込まれてるんですよ! 分厚いお刺身にもなんかイライラしちゃって」と弁明。小島は「お遍路で改めて気付かされたけど、狩野ちゃんのコミュニケーション能力が低くなっている。誹謗中傷されてるから。今回のロケはリハビリも兼ねてるかもしれない」と苦笑いを浮かべた。
取材会の最後は2人から改めて視聴者にメッセージを送ることに。小島は「自転車の魅力もお寺の魅力も伝えていきたい。僕らが人々と触れ合っていくところも見てほっこりしていただきたい。あとは狩野ちゃんがどういうふうに改心していくのかも注目してください」とコメント。続いて狩野は「ロケ中、愚痴しか言ってないし『これ放送したらSNS炎上するんだろうなー』っていうのはわかってます。でも本音でやりたいと思う。自転車のことも、お遍路のことも好きになりたいという気持ちはあります。『面白かったよ』という言葉が次のロケのファンファーレ……ファンファーレ? いや違うな、エネルギーになるので応援してください!」と締めくくった。
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